想起における語り方がネガティヴな体験の再構築に与える影響について
想起における語り方がネガティヴな体験の再構築に与える影響について
批准号:
16J07172
负责人:
横山 克貴
金额:
$0.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2016
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2016-04-22 至 2018-03-31
中文摘要
本研究は、自己の経験を語る際、「人称代名詞を変化させる」「時制を変化させる」という、心理療法的な効果を持つとされる2つの語り方を、語り手の主観的体験という点でその機能と意味を明らかにし、統合的に比較することを目的としている。今年度は、主に人称代名詞(1人称代名詞、2人称代名詞、3人称代名詞)の差異が、経験を想起する際の視点に与える影響について検討を行った。本研究は、研究協力者に対して、自分自身の経験について、人称代名詞を1人称代名詞(私)、2人称代名詞(あなた)、3人称代名詞(彼・彼女)と変化させながら語ってもらい、その語りや想起の仕方について得た質的なデータを分析するというものである。本年度は、昨年度9名分のデータに加え、さらに19名からデータを収集した。その分析結果は、日本質的心理学会第14回大会にてポスター発表を行った。また、その後、さらなる検討を通して、この研究結果を対話的自己理論の観点から発展的に分析した。その結果は、2018年6月にポルトガルで行われる、10th International Conference on the Dialogical Selfにてパネル発表を行う予定である。時制と人称代名詞という語りの要素の心理療法的な効果は、これまで感情や認知という比較的単純化された要素との関連で検討されてきた。本研究は、両者がもたらす「経験を語るという行為自体」の意味について明らかにすることを目指した基礎的な研究であり、現在は、これまでの研究で行われた、時制(現在形/過去形)の差異が、経験を想起する際の視点に与える影響についての研究結果と、今年度行った人称代名詞の差異が、経験を想起する際の視点に与える影響についての研究結果の比較検討を進めている。
英文摘要
本研究は、自己の経験を語る際、「人称代名詞を変化させる」「時制を変化させる」という、心理療法的な効果を持つとされる2つの語り方を、語り手の主観的体験という点でその機能と意味を明らかにし、統合的に比較することを目的としている。今年度は、主に人称代名詞(1人称代名詞、2人称代名詞、3人称代名詞)の差異が、経験を想起する際の視点に与える影響について検討を行った。本研究は、研究協力者に対して、自分自身の経験について、人称代名詞を1人称代名詞(私)、2人称代名詞(あなた)、3人称代名詞(彼・彼女)と変化させながら語ってもらい、その語りや想起の仕方について得た質的なデータを分析するというものである。本年度は、昨年度9名分のデータに加え、さらに19名からデータを収集した。その分析結果は、日本質的心理学会第14回大会にてポスター発表を行った。また、その後、さらなる検討を通して、この研究結果を対話的自己理論の観点から発展的に分析した。その結果は、2018年6月にポルトガルで行われる、10th International Conference on the Dialogical Selfにてパネル発表を行う予定である。時制と人称代名詞という語りの要素の心理療法的な効果は、これまで感情や認知という比較的単純化された要素との関連で検討されてきた。本研究は、両者がもたらす「経験を語るという行為自体」の意味について明らかにすることを目指した基礎的な研究であり、現在は、これまでの研究で行われた、時制(現在形/過去形)の差異が、経験を想起する際の視点に与える影響についての研究結果と、今年度行った人称代名詞の差異が、経験を想起する際の視点に与える影響についての研究結果の比較検討を進めている。
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“見る”に関わる先天性盲児の言語使用の発達―療育場面の縦断的な映像記録の質的分析から―
先天性失明儿童与“看见”相关的语言使用发展:来自治疗场景纵向视频记录的定性分析
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース紀要
影响因子:
--
作者:
[Yumiko Muranaka, 横山克貴・中島隆太郎・堀内多恵・松下弓月・伊森祐平・能智正弘, 能智正博・園部愛子・片山皓絵・横山克貴・眞柄翔太]
通讯作者:
能智正博・園部愛子・片山皓絵・横山克貴・眞柄翔太
ナラティヴ・ セラピーにおける心理臨床家の専門性 ――面接動画の分析を通して――
临床心理学家在叙事治疗方面的专业知识 - 通过采访视频分析 -
DOI:
--
发表时间:
2018
期刊:
東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース紀要,
影响因子:
--
作者:
[Yumiko Muranaka, 横山克貴・中島隆太郎・堀内多恵・松下弓月・伊森祐平・能智正弘]
通讯作者:
横山克貴・中島隆太郎・堀内多恵・松下弓月・伊森祐平・能智正弘
経験の語りにおいて人称代名詞の変化がもたらす語り及び想起の変化
经历叙述中人称代词的变化带来的叙述和回忆的变化
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yumiko Muranaka, 横山克貴・中島隆太郎・堀内多恵・松下弓月・伊森祐平・能智正弘, 能智正博・園部愛子・片山皓絵・横山克貴・眞柄翔太, 能智正博・園部愛子・片山皓絵・横山克貴・眞柄翔太, 横山克貴]
通讯作者:
横山克貴
時制がもたらす想起の体験様式の諸相
时态带来的回忆体验模式的各个方面
DOI:
--
发表时间:
2016
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yumiko Muranaka, 横山克貴・中島隆太郎・堀内多恵・松下弓月・伊森祐平・能智正弘, 能智正博・園部愛子・片山皓絵・横山克貴・眞柄翔太, 能智正博・園部愛子・片山皓絵・横山克貴・眞柄翔太, 横山克貴, 横山克貴]
通讯作者:
横山克貴
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