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伴侶動物における高次感情の比較認知科学的研究

伴侣动物高阶情绪的比较认知科学研究

基本信息

批准号：
16J08691
负责人：
千々岩眸
金额：
$ 1.09万
依托单位：
Kyoto University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2016
资助国家：
日本
起止时间：
2016-04-22 至 2018-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究プロジェクトの目的は、伴侶動物の代表格であるイヌとネコにおいて、高次感情の萌芽を検証することである。初年度は、飼い主に援助を頼まれる前に自発的に援助を申し出る人物に対するイヌの反応を調べたが、当該人物への選好は生じなかった。最終年次である本年度は、初年度に引き続き、ネコが第三者的な立場から人物を評価するかについて実験を行った。その結果、ネコは飼い主に非協力的な人物を避けることも、協力的な人物に選好を示すこともなかった。また、イヌが、攻撃的なやり取りを仲介し他者をかばう人物に対して選好を示すかを検討したが、初年度の結果と同様に、他者に望ましい行動をとる人物に対して選好を示すという結果を得ることはできなかった。さらに、上記の道徳性が絡む場面以外でも他者評価が生起するのかを調べるために、イヌがヒトのスキルを元に人物を評価するのかについて検討した。イヌに、容器の蓋を開けることができる人物（スキルのある人物）とできない人物（スキルのない人物）の様子を観察させたところ、イヌは自身の利益に関わる状況（食物が手に入りそうな場面）においてはスキルのある人物に選好を示した。これらの成果は、国内学会および国際学会で発表した。本研究からは、イヌやネコにおいて、高次感情の１つである、他者に協力的な人物に対する肯定的な応答（＝賞賛）を確認することはできなかったものの、今後より多くの動物種で多様な高次感情を検証するための重要な足がかりになると考えられる。

The purpose of this study is to investigate the relationship between companion animals and the development of high-order relationships. In the first year, the main aid was given to the person who was selected. The final year is the first year, the first year is the third year, the third year is the third year, the fourth year is the fourth year, the fourth year, the fourth year is the fourth year, the fourth year is the fourth year, the fourth year, the fourth year is the fourth year, the fourth The result is that there is no cooperation between the two sides. For example, if you are looking for someone else, you may be looking for someone else. In addition to the above, other people's comments on the relationship between the moral character and the scene have been made. When the lid of the container is opened, the person is selected. When the lid is opened, the person is selected. The results of the study are presented in the form of domestic and international academic societies. This study is aimed at confirming the positive response (= praise) of the cooperative person, and examining the important evidence of multiple high-level feelings of many animal species in the future.

项目成果

期刊论文数量（0）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

Dogs know skill levels of humans.

狗了解人类的技能水平。

DOI：
发表时间：
2016
期刊：
影响因子：
0
作者：
Chijiiwa;H.;Horisaki;E.;Kuroshima;H.;Hori;Y.;& Fujita;K.
通讯作者：
K.

ヒトの行動がイヌ・ネコの推論に与える影響

人类行为对狗和猫推理的影响

DOI：
发表时间：
2017
期刊：
影响因子：
0
作者：
Chijiiwa;H.;Takagi S.;Arahori M.;Bucher;B.;& Fujita;K;千々岩眸・堀裕亮・高木佐保・荒堀みのり・黒島妃香・藤田和生
通讯作者：
千々岩眸・堀裕亮・高木佐保・荒堀みのり・黒島妃香・藤田和生

Do dogs show a preference for people who help their owner spontaneously?

狗是否会偏爱那些自发帮助主人的人？

DOI：
发表时间：
2016
期刊：
影响因子：
0
作者：
Chijiiwa;H.;Kuroshima;H.;Hori;Y.;Anderson;J. R.;& Fujita;K.
通讯作者：
K.

ネコは自身の直接的経験から人物を評価するのか

猫会根据自己的直接经验来评价人吗？

DOI：
发表时间：
2017
期刊：
影响因子：
0
作者：
Chijiiwa;H.;Takagi S.;Arahori M.;Bucher;B.;& Fujita;K;千々岩眸・堀裕亮・高木佐保・荒堀みのり・黒島妃香・藤田和生;千々岩眸・高木佐保・荒堀みのり・Zsofia Budai・藤田和生
通讯作者：
千々岩眸・高木佐保・荒堀みのり・Zsofia Budai・藤田和生

Do cats avoid people who behave negatively to their owner?

猫会避开那些对主人有负面行为的人吗？

DOI：
发表时间：
2016
期刊：
影响因子：
0
作者：
Chijiiwa;H.;Takagi S.;Arahori M.;Bucher;B.;& Fujita;K;千々岩眸・堀裕亮・高木佐保・荒堀みのり・黒島妃香・藤田和生;千々岩眸・高木佐保・荒堀みのり・Zsofia Budai・藤田和生;千々岩眸・髙木佐保・荒堀みのり・Benoit Bucher・藤田和生
通讯作者：
千々岩眸・髙木佐保・荒堀みのり・Benoit Bucher・藤田和生