ドライバーがん遺伝子による代謝ストレス適応の制御メカニズムの解明と治療への応用
ドライバーがん遺伝子による代謝ストレス適応の制御メカニズムの解明と治療への応用
批准号:
16J10435
负责人:
永澤 生久子
金额:
$1.47万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2016
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2016-04-22 至 2018-03-31
中文摘要
本研究では、活性型がん遺伝子BRAFによるIntegrated Stress Response (ISR) 制御機構を明らかにすることで、代謝ストレス適応応答を標的とした新しいがん治療戦略の分子基盤を築くことを目指した。ISRは多様なストレスに対し活性化し、転写因子ATF4がストレス適応に働く分子の転写を促進する。我々は、BRAF阻害剤であるvemurafenibがアミノ酸飢餓を感知するGCN2を介してISRを活性化させることを見出した。さらに、ATF4のノックダウンはvemurafenibの細胞増殖阻害効果を増強したことから、ISRの活性化はvemurafenibの作用に対して細胞防御に働くことが示された。一方で、vemurafenibを24時間処理するとATF4発現はかえって抑制され、BRAFをノックダウンした場合も同様にATF4発現が抑制された。このことから、vemurafenibはATF4発現に対し、処理時間によって二相性の作用を有することが示唆された。次に、キナーゼ阻害剤ライブラリー用いてvemurafenibによるATF4発現誘導を抑制する阻害剤のスクリーニングを行った。その結果、他のストレッサー処理によるATF4発現には影響を与えず、vemurafenib処理によるATF4発現誘導のみを選択的に阻害する阻害剤Aを見出した。遺伝子発現解析より、阻害剤Aはvemurafenibで誘導される細胞内のアミノ酸代謝の恒常性を維持するための応答を抑制することが示唆された。それに加えて、vemurafenibと阻害剤Aの共処理は、それぞれの単独処理に比べて相乗的にアポトーシスを誘導することで、強い細胞増殖阻害効果を示した。以上の結果より、vemurafenibと阻害剤Aの併用療法はストレス適応応答の抑制によって合成致死に導く新しいがん治療法として期待できる。
英文摘要
本研究では、活性型がん遺伝子BRAFによるIntegrated Stress Response (ISR) 制御機構を明らかにすることで、代謝ストレス適応応答を標的とした新しいがん治療戦略の分子基盤を築くことを目指した。ISRは多様なストレスに対し活性化し、転写因子ATF4がストレス適応に働く分子の転写を促進する。我々は、BRAF阻害剤であるvemurafenibがアミノ酸飢餓を感知するGCN2を介してISRを活性化させることを見出した。さらに、ATF4のノックダウンはvemurafenibの細胞増殖阻害効果を増強したことから、ISRの活性化はvemurafenibの作用に対して細胞防御に働くことが示された。一方で、vemurafenibを24時間処理するとATF4発現はかえって抑制され、BRAFをノックダウンした場合も同様にATF4発現が抑制された。このことから、vemurafenibはATF4発現に対し、処理時間によって二相性の作用を有することが示唆された。次に、キナーゼ阻害剤ライブラリー用いてvemurafenibによるATF4発現誘導を抑制する阻害剤のスクリーニングを行った。その結果、他のストレッサー処理によるATF4発現には影響を与えず、vemurafenib処理によるATF4発現誘導のみを選択的に阻害する阻害剤Aを見出した。遺伝子発現解析より、阻害剤Aはvemurafenibで誘導される細胞内のアミノ酸代謝の恒常性を維持するための応答を抑制することが示唆された。それに加えて、vemurafenibと阻害剤Aの共処理は、それぞれの単独処理に比べて相乗的にアポトーシスを誘導することで、強い細胞増殖阻害効果を示した。以上の結果より、vemurafenibと阻害剤Aの併用療法はストレス適応応答の抑制によって合成致死に導く新しいがん治療法として期待できる。
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会议论文
BRAF阻害剤誘導性ストレス適応応答シグナルを標的とした選択的阻害剤の探索
寻找针对 BRAF 抑制剂诱导的应激适应反应信号的选择性抑制剂
DOI:
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发表时间:
2016
期刊:
影响因子:
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作者:
[永澤生久子, 國政和宏, 冨田章弘]
通讯作者:
冨田章弘
Activation mechanisms of Integrated Stress Response by inhibition of oncogenic BRAF in melanoma cell lines
抑制黑色素瘤细胞系中致癌 BRAF 的综合应激反应激活机制
DOI:
--
发表时间:
2016
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Nagasawa I., Tsukahara S., Kunimasa K., Tomida A.]
通讯作者:
Tomida A.
細胞周期を制御するE3ユビキチンリガーゼを標的とした化学リガンドの研究
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批准号:19K15717
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2019
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负责人:永澤 生久子
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依托单位:
国内基金
海外基金
小分子抑制剂Vemurafenib作用机制新解:靶向DCAF13抑制三阴性乳腺癌恶性进展的研究
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批准号:--
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项目类别:青年科学基金项目
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资助金额:30万元
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批准年份:2022
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负责人:张君莹
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依托单位:
克服vemurafenib耐药的新型B-Raf(V600E)与EGFR双重抑制剂的设计与合成研究
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批准号:21302186
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项目类别:青年科学基金项目
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资助金额:25.0万元
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批准年份:2013
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负责人:程辉敏
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依托单位: