畿内大型古墳群出土埴輪の悉皆的分析にもとづく古墳時代中期政権構造の解明

基于畿内大型古坟群出土粘土的综合分析，揭示古坟时代中期的政府结构

基本信息

批准号：
17J01126
负责人：
木村理
金额：
$ 0.83万
依托单位：
Osaka University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2017
资助国家：
日本
起止时间：
2017-04-26 至 2020-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

研究最終年度の今年度は、継続発展的に古市古墳群、百舌鳥古墳群、佐紀古墳群、馬見古墳群をはじめ、畿内大型古墳群出土埴輪の調査を実施するとともに、過去２年次の成果を総括し、古代国家形成にいたる古墳時代の王権構造や埴輪祭祀を通じた王権伸長戦略について考究した。とりわけ、これまで斉一的に変化すると捉えられてきた畿内大型古墳群の埴輪生産が、やや不均質さをもって展開すること、そしてそういったあり方が古墳群内部での有力者の求心構造や物資調達方式の違いに結び付く可能性があることを指摘し、古墳時代の王権構造の復元に寄与したことは成果と言える。また、古墳時代を通時期的に検討し、埴輪と政治権力の関係性が一定、あるいは発展的に強化されていくという図式ではなく、両者の関係性は時期によって変転していると述べた点は、墳墓外表で執り行われる祭祀、あるいは墳丘自体が権力生成の場としていかなる役割を果たしていたのかという問いとも深くかかわる重要な問題である。この問題については向後、ほかの墳墓施設や副葬品の動向ともあわせて論じていく必要性があるが、埴輪研究から墳墓祭祀と政治権力の関係性を提示したことで議論の活発化が期待できる。なお、上記の成果は査読誌および各種機関紙において公表した。以上、今年度の研究は、悉皆的な資料調査に基づいて、内実が不明瞭であった畿内大型古墳群の埴輪生産の実態を明らかにしたこと、さらにそこから王権構造の復元に迫って古墳時代像を提示したことにおいて、当初の目的を達成できたといえる。

今年，这是研究的最后一年，我们继续调查从大型Kinai埋葬土墩中挖掘出的Haniwa，包括Furuichi Kofun集团，Mozu Kofun Group，Saki Kofun Group和Umami Kofun集团和Umami Kofun Group，以及大型Kinai Burial Mounds Group以及以前的两年结构，以及曾经审查过的重大结构。古代国家以及通过Haniwa仪式增加皇家权力的策略。特别是，可以说，在大型基奈墓葬墓中生产Haniwa，这被视为统一的变化，直到现在，直到现在，以某种不均匀的性质展开，这种事情可能会导致中心结构和材料在墓穴内部的造成贡献，并且可以导致埋葬室内的有力的造成贡献，并且可以使这一贡献的贡献，并且可以做出贡献，这是一个成就的贡献。 Kofun时期。此外，随着时间的流逝，Haniwa与政治权力之间的关系发生了变化，而不是表明Haniwa与政治权力之间的关系是不断或发展的，这是一个关键问题，它深深地涉及到仪式在坟墓外部或土堆本身的仪式中所持有的作用，作为发电的场所。需要与其他坟墓设施和坟墓物品的趋势一起讨论这个问题，但是预计Haniwa研究已经介绍了坟墓仪式与政治权力之间的关系，这将增加讨论。以上结果已在同行评审的杂志和各种官方报纸上发表。基于对材料的全面调查，今年的研究能够通过阐明在大型Kinai埋葬土墩中的实际生产，这是不明式的内部物质，并提出了Kofun时期的形象，然后将其带到了皇家当局的结构。