フランス語圏カリブ海地域文学の言語・空間横断的研究―エメ・セゼールを中心に―
フランス語圏カリブ海地域文学の言語・空間横断的研究―エメ・セゼールを中心に―
批准号:
17J07489
负责人:
福島 亮
金额:
$1.79万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2017
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2017-04-26 至 2020-03-31
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
本年度1970年から1980年にかけてのエメ・セゼールに焦点を絞り、セゼールの文学を成立させている歴史的文脈の整理に注力した。同時に、本年度はこれまでの年度とは異なり、セゼールの文学的営みにおける「地理学」の重要性を見出し、指摘することができた。この点は、セゼールの文化的営為を狭義の「文学創作活動」に押し込めるのではなく、より広い間領域的な学的関心へと開くことを意味している。セゼールは「地理学」を一方では植民地主義を可能にした「技術」であるとして厳しく糾弾する。とりわけ、植民地化の過程で現地調査等を支援したパリ地理学会にかんする批判は注目に値する。しかし他方で、自身の文化的営為を説明する際に「想像の地理学」という言葉を案出し、さらに、文学作品においては地理的要素を語彙的にも主題論的にも駆使している点は興味深い。これに加えて、文学史的観点からみるならば、そもそも旧植民地の文学が文学史上に登場する際には、最初は文学としてではなく、地理学の一部として登場した点も無視し難い。これらの点の一部を2020年3月に刊行した二冊の書籍(共著、日本語およびフランス語)で論証した。日本語共著作(『クレオールの想像力』)では、セゼールと「地理学」をめぐる論文に加え、翻訳や年表作成を行った。最終年度にあたる本年度、これまで2年間の研究成果を共著書としてまとめる過程で、「セゼールと地理学」というこれまでに見えてこなかった論点が出現した。今後の研究の中で、この新たな論点をより深化するつもりである。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
岐路と故郷――エメ・セゼールをめぐる複数の移動
十字路口与家园:围绕艾梅·塞泽尔的多重行动
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
影响因子:
--
作者:
[柴田納央子, 國澤純, 安藤正弘, 細川正人, 堀井俊平, 細見晃司, 竹山春子, 清野宏., N. Shibata, 福島 亮, 福島 亮, 福島 亮]
通讯作者:
福島 亮
イヴァン・ゴルとエメ・セゼール――1940年代のニューヨークにおける戦時文学場とカリブ海
伊万·戈尔 (Yvan Golle) 和艾梅·塞泽尔 (Aimé Césaire):20 世纪 40 年代纽约和加勒比地区的战时文学场景
DOI:
--
发表时间:
2018
期刊:
立命館言語文化研究
影响因子:
--
作者:
[柴田納央子, 國澤純, 安藤正弘, 細川正人, 堀井俊平, 細見晃司, 竹山春子, 清野宏., N. Shibata, 福島 亮]
通讯作者:
福島 亮
イヴァン・ゴルとエメ・セゼール――1940年代のニューヨークにおける雑誌出版と戦時文学場の形成
伊万·戈尔 (Yvan Gor) 和艾梅·塞泽尔 (Aimé Césaire):杂志出版与 20 世纪 40 年代纽约战时文学领域的形成
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
影响因子:
--
作者:
[柴田納央子, 國澤純, 安藤正弘, 細川正人, 堀井俊平, 細見晃司, 竹山春子, 清野宏., N. Shibata, 福島 亮, 福島 亮]
通讯作者:
福島 亮
海外基金