ピリジン類のカチオンリレーを利用した官能基選択的合成反応の開発
ピリジン類のカチオンリレーを利用した官能基選択的合成反応の開発
批准号:
17J08551
负责人:
川尻 貴大
金额:
$1.6万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2017
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2017-04-26 至 2020-03-31
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英文摘要
アミドは比較的安定な官能基であり、他の官能基を維持したまま選択的に変換することは困難である。選択的に官能基化する方法として無水トリフラートとピリジン類を用いたピリジニウム塩中間体を経る変換法が開発されており、その特異な反応性を利用した化学変換反応は精力的に研究されている。私はピリジン類のカチオンリレーを利用した官能基選択的反応の開発研究の応用として、アミドに由来するピリジニウム塩中間体に着目し、新規求核種導入反応の開発を目指した。すなわち、アミドに対して無水トリフラートと2-ヨードピリジンを添加した後、電子豊富な1,3,5-トリメトキシベンゼンを加えるとフリーデル・クラフツ型の反応が進行してイミニウム塩中間体に変換された。この変換反応は無水トリフラートと2-ハロピリジンを共存させると効率よく進行した。2-ハロピリジンに代えて、無置換のピリジンやDMAPあるいは無機塩基などを添加しても反応はほとんど進行しない。基質適用範囲は広く、様々な官能基を有するアミドをイミニウム塩中間体に変換できる。また、トリメトキシベンゼン以外にもインドール誘導体を求核種として導入することもできた。興味深いことにこのイミニウム塩は水などに対して安定で容易に単離できる。単離されたイミニウム塩は、メタノール溶媒中で水素化ホウ素ナトリウムを反応させると、イミニウムカチオン部位の還元が速やかに進行して対応する第三級ベンジルアミンに90%以上の高効率で変換された。化学的に安定な官能基であるアミド基をターゲットとして、本来不安定なイミニウム塩化合物を単離した先例は無く学術的価値が高い。さらに得られたイミニウム塩はヒドリド還元で容易に第三級ベンジルアミン類へと変換できるため、新しい分子変換法として有用である。
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Aromatic Aldehyde-Selective Functionalization via Pyridinium-Type Salt Intermediate
通过吡啶鎓盐中间体进行芳香醛选择性官能化
DOI:
--
发表时间:
2018
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Takahiro Kawajiri, Reiya Ohta, Hiromichi Fujioka, Hironao Sajiki, Yoshinari Sawama]
通讯作者:
Yoshinari Sawama
アセタールの脱離を鍵とした多置換ナフトール誘導体の合成
以缩醛消除为关键合成多取代萘酚衍生物
DOI:
--
发表时间:
2018
期刊:
影响因子:
--
作者:
[川尻貴大, 宍戸裕子, 後藤諒太, 佐治木弘尚, 澤間善成]
通讯作者:
澤間善成
DOI:
10.1039/c7cc08936h
发表时间:
2018-01-14
期刊:
CHEMICAL COMMUNICATIONS
影响因子:
4.9
作者:
[Kawajiri, Takahiro, Ohta, Reiya, Sawama, Yoshinari]
通讯作者:
Sawama, Yoshinari
Concise Synthesis of TAN1251C
TAN1251C 的简明合成
DOI:
10.3987/com-18-s
发表时间:
2019
期刊:
HETEROCYCLES
影响因子:
0.6
作者:
[Nagasaka Y, Asakawa T, Shintaku S, Masuda A, Matsumura K, Inai M, Ishikawa Y, Egi M, Hamashima Y, Kan T.]
通讯作者:
Kan T.