ディアスポラの文学──サン=ドマングからアメリカへ
ディアスポラの文学──サン=ドマングからアメリカへ
批准号:
18K00384
负责人:
庄司 宏子
金额:
$2.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2018
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2018-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
本研究はEmmanuel Wallersteinの世界システム論の影響で文学を国民国家の枠組みではなく、その時代の世界システムで捉える世界文学の捉え方にシフトする方向に示唆を受けている。しかしながら、昨今のCOVID-19の世界的感染の広がりやロシアによるウクライナ侵攻は、国民国家が文学に与えうる影響力の大きさを改めて認識させている。文学が国家(他国を含め)の強大な影響力のもとで想像/創造されるものであり、国家の力に対する共鳴・共働とともに、抵抗の可能性も秘めていることを視野に入れ、国家と文学との関わりを問う研究は重要である。本研究は、18世紀末から19世紀初頭のアメリカ建国初期に描かれるCharles Brockden BrownやLeonora Sansayの小説、当時のアメリカ合衆国の首都であり貿易港でもあったフィラデルフィアを舞台とする物語を、独立後のアメリカの国内情勢と対外情勢の双方から読み解きたいと思う。港町としてカリブ海地域や西方へと開かれた国境で繰り広げられる物語は、フランスやスペインなどの植民地大国との勢力争い、奴隷制度をめぐる人種政策、政体や産業など未来の国家のビジョンと戦略が露わになるものである。Brownの小説、またSansayの小説Laura, by a Lady of Philadelphia (1809)及びThe Zelica, The Creole; A Novel (1820)をそうした観点から読み解き、描かれた共和制国家の台頭とそのもとで生きる人々の関わりを分析することで、建国期アメリカの形成とこの時代に文学が果たした役割を考察したい。
英文摘要
本研究はEmmanuel Wallersteinの世界システム論の影響で文学を国民国家の枠組みではなく、その時代の世界システムで捉える世界文学の捉え方にシフトする方向に示唆を受けている。しかしながら、昨今のCOVID-19の世界的感染の広がりやロシアによるウクライナ侵攻は、国民国家が文学に与えうる影響力の大きさを改めて認識させている。文学が国家(他国を含め)の強大な影響力のもとで想像/創造されるものであり、国家の力に対する共鳴・共働とともに、抵抗の可能性も秘めていることを視野に入れ、国家と文学との関わりを問う研究は重要である。本研究は、18世紀末から19世紀初頭のアメリカ建国初期に描かれるCharles Brockden BrownやLeonora Sansayの小説、当時のアメリカ合衆国の首都であり貿易港でもあったフィラデルフィアを舞台とする物語を、独立後のアメリカの国内情勢と対外情勢の双方から読み解きたいと思う。港町としてカリブ海地域や西方へと開かれた国境で繰り広げられる物語は、フランスやスペインなどの植民地大国との勢力争い、奴隷制度をめぐる人種政策、政体や産業など未来の国家のビジョンと戦略が露わになるものである。Brownの小説、またSansayの小説Laura, by a Lady of Philadelphia (1809)及びThe Zelica, The Creole; A Novel (1820)をそうした観点から読み解き、描かれた共和制国家の台頭とそのもとで生きる人々の関わりを分析することで、建国期アメリカの形成とこの時代に文学が果たした役割を考察したい。
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ナナ・クワメ・アジェイ=ブレニヤーの『フライデー・ブラック』にみる現代アメリカの人種主義と暴力
娜娜·夸梅·阿杰·布伦亚尔的《黑色星期五》中的当代美国种族主义和暴力
DOI:
10.15018/00001274
发表时间:
2022
期刊:
成蹊大学文学部紀要 = Bulletin of the Faculty of Humanities, Seikei University
影响因子:
--
作者:
[丹治愛「ヘリテージ映画の再定義にむけて――マーガレット・サッチャーの影のもとで」, ほか7名, 庄司宏子, 庄司宏子]
通讯作者:
庄司宏子
"'Le gens inconnu' as a Strategy of Resistance -- Post-Diasporic Identity in Michelle Cliff's Free Enterprise"
“‘Le gens inconnu’作为一种抵抗策略——米歇尔·克里夫的自由企业中的后离散身份”
DOI:
--
发表时间:
2018
期刊:
影响因子:
--
作者:
[丹治愛「ヘリテージ映画の再定義にむけて――マーガレット・サッチャーの影のもとで」, ほか7名, 庄司宏子, 庄司宏子, 庄司宏子, 庄司宏子, Hiroko Shoji, Hiroko Shoji, Hiroko Shoji]
通讯作者:
Hiroko Shoji
コルソン・ホワイトヘッドの『地下鉄道』について――Post-Racial時代のアメリカ文学
关于科尔森·怀特海德的《地下铁路》——后种族时代的美国文学
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[丹治愛「ヘリテージ映画の再定義にむけて――マーガレット・サッチャーの影のもとで」, ほか7名, 庄司宏子, 庄司宏子, 庄司宏子, 庄司宏子]
通讯作者:
庄司宏子
『国民国家と文学』
《民族国家与文学》
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Aiko Nishikida, Yutaka Takaoka and Shingo Hamanaka, 志賀美和子, 藤野陽平, Imamura Masao, 菅野優香, 川野徳幸, 金野 純, 鵜戸聡(庄司宏子編)]
通讯作者:
鵜戸聡(庄司宏子編)
Colson WhiteheadのNeo-Slave Narrative
科尔森·怀特海德的新奴隶叙事
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[丹治愛「ヘリテージ映画の再定義にむけて――マーガレット・サッチャーの影のもとで」, ほか7名, 庄司宏子, 庄司宏子, 庄司宏子]
通讯作者:
庄司宏子
共 10 条
現代アフリカ系アメリカ人作家研究:トランピズムの時代の人種正義運動との関わりから
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批准号:24K03711
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2024
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负责人:庄司 宏子
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依托单位:
世紀転換期のアメリカ文化諸相における優生学パラダイムの浸透に関する研究
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批准号:09710332
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1997
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负责人:庄司 宏子
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依托单位:
海外基金