日韓両国における中国短編白話小説の受容様相比較研究
日韓両国における中国短編白話小説の受容様相比較研究
批准号:
18K00510
负责人:
金 永昊
金额:
$2.0万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2018
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2018-04-01 至 2024-03-31
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これまでコロナ禍のため、国外はもちろん、国内の出張はかなり制限されていた。2022年度の後期になってようやく出張に行くことが出来るようになったが、昨年12月の出張の成果はまだ学会発表及び論文投稿をする段階に至っていない。したがって、報告できるような研究実績はほとんどなく、その代わりにコロナ禍以前に集めておいた資料の研究を行っていた。そのうち、東京大学小倉文庫所蔵本『今古奇観』の訳注を行っていたので、その概要について簡略に紹介させていただきたい。『今古奇観』は抱甕老人(伝未詳)によって編纂された明代末の短編小説集で、「三言二拍」から40編を選び刊行されたものである。『今古奇観』が日本近世文学に及ぼした影響については広く知られている通りだが、韓国においても朝鮮時代末期から庶民文学の発達により、その素材源としてかなり多く活用された書物である。筆者が訳注を施している小倉文庫所蔵本『今古奇観』は、対馬の通事中村庄次郎(1855~1932)が朝鮮語訳を施したもので、中国の文学作品を日本人が朝鮮語訳したという点で非常にユニークな書物である。東京大学小倉文庫には、中村庄次郎が寄贈した5種の刊本と26種の写本が所蔵されているが、そのうち、『今古奇観』は48ウに「紀元 二千五百卅六年 明治丙子 十一月 中旬於草梁公館謄写 中村庄次郎」とあることから、1876年の21歳の時に釜山の草梁公館で翻訳をしたことが分かる。そして、49ウには「中村庄次郎翁より寄贈 昭和七年八月 進平」とあるので、昭和七年(1932)に中村が小倉進平に寄贈したことが分かる。これまで本書は、主に朝鮮語学的な観点から、江戸時代に作られた朝鮮語学習書の一部として検討が行われて来た。しかし、原話との比較対照による中村訳の質及び独自性については全く研究が行われていないので、今回の研究の意義は非常に大きいと言えよう。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
夢の中で裁判した戦乱の人たち
梦中饱受战争摧残的人受审
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
東北学院大学教養学部論集
影响因子:
--
作者:
[金永昊, 金永昊, 金永昊]
通讯作者:
金永昊
韓国における短編白話小説の受容―『古今小説』第三十一巻「鬧陰司司馬貌断獄」と『夢決楚漢訟』―
韩国白色短篇小说的接受情况:古今小说第31卷《隐司马经团国》和《梦月楚诗》
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
和漢比較文学
影响因子:
--
作者:
[金永昊, 金永昊]
通讯作者:
金永昊
冥界で行われた明快な判決ー韓国における短編白話小説の受容(続)ー
黑社会的明确判决:白色短篇小说在韩国的接受情况(续)
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
東北学院大学教養学部論集
影响因子:
--
作者:
[金永昊]
通讯作者:
金永昊