新規分析ストラテジーによる海藻由来ハロゲン系抗菌成分の探索とヒト曝露評価
新規分析ストラテジーによる海藻由来ハロゲン系抗菌成分の探索とヒト曝露評価
批准号:
21K12262
负责人:
藤井 由希子
金额:
$2.66万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
海洋生態系によって生産される有機化合物には、陸生生態系が生産するものとは異なり、ハロゲンである塩素原子や臭素原子を豊富に含む化合物群がある。これらは天然由来ハロゲン系化合物(NHCs; Naturally-occurring Halogenated Compounds)と呼ばれている。その一部は人工の環境汚染物質(PCB類や臭素系難燃剤等)やその代謝物(hydroxy-PCBやhydroxy-PBDE等)、人工の抗菌剤(トリクロサン等)に類似したあるいは同一の構造を有している。このことからNHCsによるヒトへの健康影響が考えられるが、その詳細な生理活性やヒトへの曝露実態は明らかではない。さらに未同定のNHCsも環境中に存在すると考えられている。NHCsには、メトキシ基をもつ無極性NHCsと一つ以上のヒドロキシ基を持つフェノール性NHCsが存在する。本研究ではいまだ情報の少ないフェノール性NHCsを中心に新規化合物の探索、その生理活性の解明、食用海藻や海洋生態系での生物濃縮を通じたヒトへの曝露実態の把握を行うことを目的としている。1年目の2021年度は海産物(海藻、海綿、貝類等)を対象にハロゲン固有のスペクトルパターンを用いたノンターゲットスクリーニングを行ったところ、新規フェノール性NHCsとして7および8臭素化体のbrominated dihydroxylated diphenoxybenzenes (diOH-BDPBs)を発見した。2年目の2022年度はNHCsのヒト曝露実態を明らかにするために、食事中のNHCsとヒト血清中のNHCsの測定を行った。日本人の食事中にはNHCが検出され、食用魚介類由来であると考えられた。また血清中にもNHCsは検出された。
英文摘要
海洋生態系によって生産される有機化合物には、陸生生態系が生産するものとは異なり、ハロゲンである塩素原子や臭素原子を豊富に含む化合物群がある。これらは天然由来ハロゲン系化合物(NHCs; Naturally-occurring Halogenated Compounds)と呼ばれている。その一部は人工の環境汚染物質(PCB類や臭素系難燃剤等)やその代謝物(hydroxy-PCBやhydroxy-PBDE等)、人工の抗菌剤(トリクロサン等)に類似したあるいは同一の構造を有している。このことからNHCsによるヒトへの健康影響が考えられるが、その詳細な生理活性やヒトへの曝露実態は明らかではない。さらに未同定のNHCsも環境中に存在すると考えられている。NHCsには、メトキシ基をもつ無極性NHCsと一つ以上のヒドロキシ基を持つフェノール性NHCsが存在する。本研究ではいまだ情報の少ないフェノール性NHCsを中心に新規化合物の探索、その生理活性の解明、食用海藻や海洋生態系での生物濃縮を通じたヒトへの曝露実態の把握を行うことを目的としている。1年目の2021年度は海産物(海藻、海綿、貝類等)を対象にハロゲン固有のスペクトルパターンを用いたノンターゲットスクリーニングを行ったところ、新規フェノール性NHCsとして7および8臭素化体のbrominated dihydroxylated diphenoxybenzenes (diOH-BDPBs)を発見した。2年目の2022年度はNHCsのヒト曝露実態を明らかにするために、食事中のNHCsとヒト血清中のNHCsの測定を行った。日本人の食事中にはNHCが検出され、食用魚介類由来であると考えられた。また血清中にもNHCsは検出された。
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DOI:
10.1016/j.jhazmat.2022.129378
发表时间:
2022-09-05
期刊:
JOURNAL OF HAZARDOUS MATERIALS
影响因子:
13.6
作者:
[Jeong, Yunsun, Da Silva, Katyeny Manuela, Covaci, Adrian]
通讯作者:
Covaci, Adrian
日本および周辺国沿岸部のエビ可食部中の有機フッ素化合物濃度
日本沿海及周边国家虾类可食部分有机氟化合物浓度
DOI:
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发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[加藤善久, 藤井由希子, 宮城香寛, 岩村 昇, 跡部一孝, 原口浩一]
通讯作者:
原口浩一
人工・天然の残留性有機ハロゲン化合物のヒト曝露の解明
阐明人类接触人造和天然持久性有机卤素化合物的情况
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[太田 千穂, 加藤 善久, 藤井 由希子, 原口 浩一, 木村 治, 古賀 信幸, 藤井由希子]
通讯作者:
藤井由希子
エビ可食部中の有機フッ素化合物濃度
虾可食部分有机氟化合物的浓度
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[宮武雅将, 明田旬平, 藤井由希子, 跡部一孝, 原口浩一, 加藤善久]
通讯作者:
加藤善久
アントワープ大学(ベルギー)
安特卫普大学(比利时)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 17 条
残留性環境汚染化学物質の母乳および脳脊髄液への移行研究
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批准号:12J05348
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.15万
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财政年份:2012
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负责人:藤井 由希子
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依托单位:
海外基金