大気粉塵の炎症反応誘発性と喘息発作の関係の解明
大気粉塵の炎症反応誘発性と喘息発作の関係の解明
批准号:
21K12271
负责人:
渡辺 徹志
金额:
$2.58万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
大気浮遊粒子状物質(PM10)の上皮サイトカインであるthymic stromal lymphopoietin (TSLP)誘導能を明らかにするとともにTSLP誘導能とPM10中の成分との関係について検討を行った。TSLP誘導能を測定するため、TSLP遺伝子のプロモーター領域をホタルルシフェラーゼ遺伝子をレポーター遺伝子とするプラスミドベクターに組み込むことでレポータープラスミドを作製し、これをラット気管上皮EGV-4T細胞に導入した。本細胞におけるTSLP遺伝子プロモーター活性を12-O-tetradecanonylphorbol 13-acetate (TPA)あるいはエンドトキシンを用いて試験した結果、それらによる処置2時間後からTSLP遺伝子プロモーター活性が上昇し、処置6~8時間で最大となり、TPA 1~10 ng/mL、エンドトキシン 1~10 EU/mLの範囲でプロモーター活性は用量依存的に上昇した。また、TSLP遺伝子プロモーター活性を捕集時期の異なる2種類のPM10を用いて試験した結果、いずれのPM10についても大気8.8~35.0 m3に相当するPM10の水抽出物によりプロモーター活性は用量依存的に上昇し、活性は陰性対照の細胞におけるそれと比較して有意に高かった。また、PM10中のエンドトキシン濃度をLALアッセイにより測定したところ、いずれのPM10からもエンドトキシンが検出され、TSPLプロモーター活性にエンドトキシンが関与することが示唆された。以上の結果から本細胞を用いることにより微量のPM10からの抽出物によるTSLP遺伝子の発現誘導を検出することが可能であると考えられた。
英文摘要
大気浮遊粒子状物質(PM10)の上皮サイトカインであるthymic stromal lymphopoietin (TSLP)誘導能を明らかにするとともにTSLP誘導能とPM10中の成分との関係について検討を行った。TSLP誘導能を測定するため、TSLP遺伝子のプロモーター領域をホタルルシフェラーゼ遺伝子をレポーター遺伝子とするプラスミドベクターに組み込むことでレポータープラスミドを作製し、これをラット気管上皮EGV-4T細胞に導入した。本細胞におけるTSLP遺伝子プロモーター活性を12-O-tetradecanonylphorbol 13-acetate (TPA)あるいはエンドトキシンを用いて試験した結果、それらによる処置2時間後からTSLP遺伝子プロモーター活性が上昇し、処置6~8時間で最大となり、TPA 1~10 ng/mL、エンドトキシン 1~10 EU/mLの範囲でプロモーター活性は用量依存的に上昇した。また、TSLP遺伝子プロモーター活性を捕集時期の異なる2種類のPM10を用いて試験した結果、いずれのPM10についても大気8.8~35.0 m3に相当するPM10の水抽出物によりプロモーター活性は用量依存的に上昇し、活性は陰性対照の細胞におけるそれと比較して有意に高かった。また、PM10中のエンドトキシン濃度をLALアッセイにより測定したところ、いずれのPM10からもエンドトキシンが検出され、TSPLプロモーター活性にエンドトキシンが関与することが示唆された。以上の結果から本細胞を用いることにより微量のPM10からの抽出物によるTSLP遺伝子の発現誘導を検出することが可能であると考えられた。
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会议论文
上皮サイトカインTSLP遺伝子の発現誘導能評価系の作製及び大気粉塵抽出物による評価
诱导上皮细胞因子TSLP基因表达的评估系统的创建和使用大气灰尘提取物的评估
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[林真由, 山岸伸行, 山村由貴, 岡市彩里, 西田圭佑, 廣川大雅, 松本崇宏, 渡辺徹志]
通讯作者:
渡辺徹志
佐世保市大気中のPM2.5による炎症性サイトカインIL-33の発現
佐世保市大气 PM2.5 引起的炎症细胞因子 IL-33 的表达
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[西田圭佑, 山岸伸行, 松本崇宏, 渡辺徹志ほか]
通讯作者:
渡辺徹志ほか