19世紀後半ドイツ語文学における「ガリツィア神話」の生成にかんする研究
19世紀後半ドイツ語文学における「ガリツィア神話」の生成にかんする研究
批准号:
21K12967
负责人:
麻生 陽子
金额:
$1.83万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
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英文摘要
2022年度には、ガリツィア関連の二次文献を読み進めながら、2021年度に口頭発表のみを行なったヨーゼフ・ロートの『ヨブ ある平凡な男のロマン』にかんする論考の発表にむけて活字化を進めた。その他のガリツィアもののテクストとして、同じくロートの長編小説『偽りの分銅』をとりあげてテクスト分析を進めた。この作品にかんしては、さらに詳細に精読したうえで、口頭発表および活字化を行う予定である。他方、ロートの文学作品以外のテクストとして、かれが残したガリツィアやポーランド旅行記の分析を行なった。ハプスブルク帝国崩壊後、ポーランド領ルヴウに旅したさいに発表された新聞記事(「レンベルク」)や、当時のウクライナ情勢にかんするテクストをもとに、ロートの失われた故郷である多民族国家にたいするまなざしや、ナショナリズムにたいする否定的な見解を再確認した。同時に、現代のウクライナ(ことにウクライナ西部)が表明しているヨーロッパへの帰属意識が、ハプスブルク支配下におけるガリツィアの帰属を歴史的根拠としたものであり、それに関連して、ウクライナにおける「ハプスブルク・ルネサンス」と呼ばれる現象についても調査をはじめたことで、ガリツィア地方に関連する文学研究を行うことの意義をさらに見出すことができた。これらの研究成果については、「ヨーゼフ・ロートが見た「ウクライナ」ードイツ語文学におけるガリツィア地方」と題して口頭発表(南山学会 文学・語学系 春学期研究例会 2022年7月20日)を行なった。
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专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
ヨーゼフ・ロートが見た「ウクライナ」ードイツ語文学におけるガリツィア地方
约瑟夫·罗斯眼中的“乌克兰”:德国文学中的加利西亚
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[齊官重樹,大塚翔,中川誠司, 麻生陽子]
通讯作者:
麻生陽子
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