ポリフェノールのAhR拮抗作用を応用した尿毒性サルコペニア食事療法の開発
ポリフェノールのAhR拮抗作用を応用した尿毒性サルコペニア食事療法の開発
批准号:
21K19701
负责人:
飯田 薫子
金额:
$4.08万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-07-09 至 2024-03-31
中文摘要
慢性腎臓病(CKD)では、病態が進行すると筋萎縮や筋力低下が生じるが、その発症機構は不明の点が多い。本研究では尿毒素の一種であるインドキシル硫酸(IS)に着目し、ISが結合する核内受容体である芳香族炭化水素受容体AhRを中心に検討を行った。細胞を用いた検討では、人臍帯血管内皮細胞HUVECおよびマウス筋芽細胞株C2C12に対するISの効果を検討した。HUVECに1mMのISを負荷すると、AhRの標的遺伝子であるCYP1A1やAhRRの発現が上昇するとともに、酸化ストレス産生や炎症関連遺伝子の発現が増強した。AhR阻害効果が報告されているポリフェノールchrysin およびapigeninの前処理により、これらの遺伝子発現の上昇は抑制された。一方、C2C12由来筋細胞ではIS負荷によりAhRの標的遺伝子の発現は上昇するが、酸化ストレス産生や炎症関連遺伝子の上昇は認めなかった。またIS によるAhRの標的遺伝子の発現上昇は、chrysinの前処理では抑制されなかった。レポーターアッセイを用いた評価においても、C2C12細胞におけるIS負荷はAhR転写活性を増強させたが、chrysinはこのISによる転写活性の上昇を抑制しなかった。動物を用いた検討においては、これまでアデニン誘発性腎不全モデルを使用していたが、腎障害の程度が重篤であることや、アデニンの組織に対する直接作用が否定できないことなどから新たなモデル作成を行なった。先行研究を参考にいくつかの病態モデルを作製・検討した結果、片側の腎摘出を行なったマウスに継続的にISを腹腔内投与(100 mg/kgBW)することにより、血中の有意なIS上昇とより生理的な腎不全に類似する組織像を呈する病態モデルを作成することができた。また、本モデルの腎組織でAhRの標的遺伝子であるCYP1A1の発現が上昇していることを確認した。
英文摘要
慢性腎臓病(CKD)では、病態が進行すると筋萎縮や筋力低下が生じるが、その発症機構は不明の点が多い。本研究では尿毒素の一種であるインドキシル硫酸(IS)に着目し、ISが結合する核内受容体である芳香族炭化水素受容体AhRを中心に検討を行った。細胞を用いた検討では、人臍帯血管内皮細胞HUVECおよびマウス筋芽細胞株C2C12に対するISの効果を検討した。HUVECに1mMのISを負荷すると、AhRの標的遺伝子であるCYP1A1やAhRRの発現が上昇するとともに、酸化ストレス産生や炎症関連遺伝子の発現が増強した。AhR阻害効果が報告されているポリフェノールchrysin およびapigeninの前処理により、これらの遺伝子発現の上昇は抑制された。一方、C2C12由来筋細胞ではIS負荷によりAhRの標的遺伝子の発現は上昇するが、酸化ストレス産生や炎症関連遺伝子の上昇は認めなかった。またIS によるAhRの標的遺伝子の発現上昇は、chrysinの前処理では抑制されなかった。レポーターアッセイを用いた評価においても、C2C12細胞におけるIS負荷はAhR転写活性を増強させたが、chrysinはこのISによる転写活性の上昇を抑制しなかった。動物を用いた検討においては、これまでアデニン誘発性腎不全モデルを使用していたが、腎障害の程度が重篤であることや、アデニンの組織に対する直接作用が否定できないことなどから新たなモデル作成を行なった。先行研究を参考にいくつかの病態モデルを作製・検討した結果、片側の腎摘出を行なったマウスに継続的にISを腹腔内投与(100 mg/kgBW)することにより、血中の有意なIS上昇とより生理的な腎不全に類似する組織像を呈する病態モデルを作成することができた。また、本モデルの腎組織でAhRの標的遺伝子であるCYP1A1の発現が上昇していることを確認した。
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インドキシル硫酸刺激時の血管内皮細胞におけるフラボノイドの機能改善作用の検討
硫酸吲哚酚刺激后黄酮类化合物对血管内皮细胞功能改善作用的考察
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Ayako Kawatake-Kuno, Erina Ishimori, Haiyan Li, Yusuke Sakai, Yuki Funayama, Hiromichi Inaba, Naoya Oishi, Toshiya Murai, Shusaku Uchida, 内田周作, 竹村唯 渡邉文乃 小野千尋 飯田薫子, 岩島知未,岸本良美,近藤和雄,飯田薫子]
通讯作者:
岩島知未,岸本良美,近藤和雄,飯田薫子
ChrysinのAhR活性化抑制効果に着目した腎障害制御効果の検討
以AhR激活抑制作用为中心研究白杨素控制肾损伤的作用
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Ayako Kawatake-Kuno, Erina Ishimori, Haiyan Li, Yusuke Sakai, Yuki Funayama, Hiromichi Inaba, Naoya Oishi, Toshiya Murai, Shusaku Uchida, 内田周作, 竹村唯 渡邉文乃 小野千尋 飯田薫子]
通讯作者:
竹村唯 渡邉文乃 小野千尋 飯田薫子
Flavonoids inhibit Indoxyl sulfate-induced vascular endothelial dysfunction
黄酮类化合物抑制硫酸吲哚酚诱导的血管内皮功能障碍
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Tomomi Iwashima, Yoshimi Kishimoto, Kazuo Kondo, Kaoruko Iida]
通讯作者:
Kaoruko Iida
インドキシル硫酸による血管内皮機能障害に対するフラボノイドの影響について
黄酮类化合物对硫酸吲哚酚诱导的血管内皮功能障碍的影响
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Tomomi Iwashima, Yoshimi Kishimoto, Kazuo Kondo, Kaoruko Iida, 岩島知未,岸本良美,近藤和雄,飯田薫子]
通讯作者:
岩島知未,岸本良美,近藤和雄,飯田薫子
筋内脂質に着目したサルコペニア発症機構の解明と新たな栄養食事療法の創出
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批准号:23K20665
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$2.16万
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财政年份:2024
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负责人:飯田 薫子
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依托单位:
筋内脂質に着目したサルコペニア発症機構の解明と新たな栄養食事療法の創出
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批准号:21H00805
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$10.73万
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财政年份:2021
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负责人:飯田 薫子
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依托单位:
海外基金