幕末・明治フェリーチェ・ベアトの写真に見る芸術論と新解釈
幕末・明治フェリーチェ・ベアトの写真に見る芸術論と新解釈
批准号:
22K00129
负责人:
矢島 真澄美
金额:
$1.0万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2026-03-31
中文摘要
英国人フェリーチェ・ベアトは、1863年に来日し幕末から明治にかけての日本を撮影した従軍写真家である。彼は日本を紹介するためのお土産用写真アルバム、いわゆる横浜写真の創始者として知られており、幕末から明治にかけて日本のイメージを海外に提供する役割を担っていた。ベアトが写真家として活動していた1860年代、イギリスを中心としたヨーロッパでは、写真を芸術として社会に認めさせるための議論や運動(ピクトリアリズム運動)が盛んに行われており、彼の撮影技術と表現技法は高く評価されていた。しかしながら、今日、当時の芸術運動や写真界の歴史的背景を踏まえた彼の作品における芸術的側面からの分析と評価は十分に行われていない。そのためにベアトが撮影した作品は数多く残っているものの、彼の撮影意図や被写体に対する理解などは未だ不明確なままである。本研究は、当時のヨーロッパ写真界における芸術運動と照らし合わせながら、ベアトの作品における芸術性について論証することを目的としている。2022年度はベアトの構図に対する解釈を考察した。具体的には、ピクトリアリズム運動を牽引した英国人写真家ヘンリー・ピーチ・ロビンソンの作品と写真を制作するための手引書『写真の絵画的効果』(1858年)をベアトが同時期に撮影した報道写真と照らし合わせて彼らの構図法を考察した。その結果、ベアトの報道写真は非日常を撮影した記録性の高い作品であったが、そこには主題を伝えるために構図を重視し表現を工夫する姿勢があったことを示した。
英文摘要
英国人フェリーチェ・ベアトは、1863年に来日し幕末から明治にかけての日本を撮影した従軍写真家である。彼は日本を紹介するためのお土産用写真アルバム、いわゆる横浜写真の創始者として知られており、幕末から明治にかけて日本のイメージを海外に提供する役割を担っていた。ベアトが写真家として活動していた1860年代、イギリスを中心としたヨーロッパでは、写真を芸術として社会に認めさせるための議論や運動(ピクトリアリズム運動)が盛んに行われており、彼の撮影技術と表現技法は高く評価されていた。しかしながら、今日、当時の芸術運動や写真界の歴史的背景を踏まえた彼の作品における芸術的側面からの分析と評価は十分に行われていない。そのためにベアトが撮影した作品は数多く残っているものの、彼の撮影意図や被写体に対する理解などは未だ不明確なままである。本研究は、当時のヨーロッパ写真界における芸術運動と照らし合わせながら、ベアトの作品における芸術性について論証することを目的としている。2022年度はベアトの構図に対する解釈を考察した。具体的には、ピクトリアリズム運動を牽引した英国人写真家ヘンリー・ピーチ・ロビンソンの作品と写真を制作するための手引書『写真の絵画的効果』(1858年)をベアトが同時期に撮影した報道写真と照らし合わせて彼らの構図法を考察した。その結果、ベアトの報道写真は非日常を撮影した記録性の高い作品であったが、そこには主題を伝えるために構図を重視し表現を工夫する姿勢があったことを示した。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
国内基金
海外基金
飞秒激光直写真三维自由基微电极的研究
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批准号:61505208
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项目类别:青年科学基金项目
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资助金额:20.0万元
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批准年份:2015
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负责人:曹良成
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依托单位: