阿波踊りにおける創造的伝承の存在━三味線の奏法に着目して━
阿波踊りにおける創造的伝承の存在━三味線の奏法に着目して━
批准号:
22K00242
负责人:
川内 由子
金额:
$1.16万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
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英文摘要
本研究の目的は、徳島阿波踊りと東京高円寺阿波おどりを取り上げ、徳島阿波踊り「ぞめき囃子」の三味線の伝統的で特徴的な奏法「リレ」の有無を中心に阿波踊りの伝承を解析することである。初年度である2022年度は、徳島県内の学生連に、連の歴史、徳島市阿波おどり有名連との関わり、連の中での伝承状況、三味線の奏法に関して「リレ」の知識を含めたインタビュー調査、質問紙調査および三味線奏者の動画撮影を実施した。これまでの研究から、学生連は徳島県内外の学生たちの阿波踊りへの入り口として、さらに阿波踊り伝承の場として重要な役割を果たしていることが明らかとなっている。今年度、調査対象とした学生連は、徳島市阿波おどり有名連の指導をうけている連が多く、学生連合同で演舞を行うなど親交を深めている。インタビュー調査および動画撮影で、三味線奏者に奏法を確認したところ、「シャンリシャンリレ」と演奏していることがわかった。さらに、踊り手への質問紙調査で、阿波踊りの三味線の音を聞いたところ、ほとんどの連員が「シャンリシャンリ」であると答えた。踊り手たちは、鉦や太鼓の音に合わせて踊っている場合が多く、それらのリズムが「チャンカチャンカ」であることが理由のひとつであると考えられる。これらのことから、踊り手たちには「シャンリシャンリ」と聞こえているものの、徳島県内の学生連では、徳島阿波踊りの「ぞめき囃子」の三味線の伝統的な奏法が伝承されていることが明らかとなった。
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