Partimento studies in the German-speaking world from the end of the 18th century to the beginning of the 20th century
Partimento studies in the German-speaking world from the end of the 18th century to the beginning of the 20th century
批准号:
22K00240
负责人:
三島 郁
金额:
$1.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
本年度においては、それまで行ってきた18世紀ドイツ語圏パルティメント研究の対象であり、また19世紀のゲネラルバスの前提ともなる、重要資料の一つであるJ. D. ハイニヘンの『新しい通奏低音奏法』(1711年)の日本語翻訳版の書籍紹介を学術誌『音楽学』にて行なった。ハイニヘンの通奏低音の実践のみならず作曲にかんする理論は容易に把握するのは難しいが、主要部の一つとなるパルティメントに関する内容も含めて紹介した。またC. チェルニーのファンタジーやプレリュードの概念や実践方法を分析することで、19世紀にあって即興的なジャンルや断片的な曲や楽句が、いまだ18世紀のパルティメント的発想、すなわち鍵盤上の指の配置からなされる作曲・即興から生まれることを明らかにした。これについては、日本音楽表現学会大会において研究発表を行い(三島 2023b)、その後、19世紀初頭のゲネラルバス/パルティメントがその作曲・演奏の構築法の基礎となることを含め、紀要論文にまとめた(三島 2023a)。さらにオーストリアのウィーン楽友協会付属公文書館及び国立図書館音楽部門にてオーストリアの19世紀ゲネラルバスの資料調査を行なった。公文書館では主に19世紀のウィーン音楽院の年次報告やカリキュラムから作曲実践や和声教育など音楽理論の授業の教授及び使用教科書、授業内容などを、そして国立図書館では、当時の手稿譜や出版譜のゲネラルバスやそれに関する資料を調査・収集した。現在その内容を分析中である。19世紀にドイツ語圏で出版されたパルティメント/ゲネラルバスの理論・実践書について、リスト作成を進めており、今後その全体から19世紀の音楽教育におけるゲネラルバスのありかたを分析する。またパルティメントに付随する数字付きバスによる演奏について、音価のありかたや演奏の構築を問うた論文をリュート奏者と共著で執筆した。
英文摘要
本年度においては、それまで行ってきた18世紀ドイツ語圏パルティメント研究の対象であり、また19世紀のゲネラルバスの前提ともなる、重要資料の一つであるJ. D. ハイニヘンの『新しい通奏低音奏法』(1711年)の日本語翻訳版の書籍紹介を学術誌『音楽学』にて行なった。ハイニヘンの通奏低音の実践のみならず作曲にかんする理論は容易に把握するのは難しいが、主要部の一つとなるパルティメントに関する内容も含めて紹介した。またC. チェルニーのファンタジーやプレリュードの概念や実践方法を分析することで、19世紀にあって即興的なジャンルや断片的な曲や楽句が、いまだ18世紀のパルティメント的発想、すなわち鍵盤上の指の配置からなされる作曲・即興から生まれることを明らかにした。これについては、日本音楽表現学会大会において研究発表を行い(三島 2023b)、その後、19世紀初頭のゲネラルバス/パルティメントがその作曲・演奏の構築法の基礎となることを含め、紀要論文にまとめた(三島 2023a)。さらにオーストリアのウィーン楽友協会付属公文書館及び国立図書館音楽部門にてオーストリアの19世紀ゲネラルバスの資料調査を行なった。公文書館では主に19世紀のウィーン音楽院の年次報告やカリキュラムから作曲実践や和声教育など音楽理論の授業の教授及び使用教科書、授業内容などを、そして国立図書館では、当時の手稿譜や出版譜のゲネラルバスやそれに関する資料を調査・収集した。現在その内容を分析中である。19世紀にドイツ語圏で出版されたパルティメント/ゲネラルバスの理論・実践書について、リスト作成を進めており、今後その全体から19世紀の音楽教育におけるゲネラルバスのありかたを分析する。またパルティメントに付随する数字付きバスによる演奏について、音価のありかたや演奏の構築を問うた論文をリュート奏者と共著で執筆した。
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