黎明期のイギリス小説における句動詞の役割
黎明期のイギリス小説における句動詞の役割
批准号:
22K00420
负责人:
村田 和穂
金额:
$2.0万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
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交付申請書に記した「〈散文の世紀 (1660-1760)〉の重要な散文作品で使用される句動詞を徹底的に調べ上げる」という試みは、下欄に詳述した「理由」のため、十分に達成していない。ただし、自身の研究の基盤に置くデフォーに関して、未読であった作品(学術的エッセイ)を精読し、そこで使用されている句動詞について論文にまとめた。対象となる作品は1726年に発表された「混じりけのない自然詳述 (Mere Nature Delineated)」という長編パンフレットである。内容はドイツの森で発見された14歳前後の(ピーターと名付けられる)自然児の生態を扱ったものである。言葉を解せないピーターは、一躍注目の的になり、イギリスの宮廷にも連れて行かれ、デフォーも彼に会う機会が与えられた。その時の経験を基にデフォーは「(人の)純粋な自然状態」はどのようなものか考察している。ピーターのような人間の「精神は囚人で、死ぬまで足枷をされた状態 (The Soul’s a Prisoner, fettered down for life,) 」とデフォーは看破した。ここでの「足枷をされる」という意味のfetter down に代表されるように、この作品で使用される句動詞の多くが「囚人」を連想させるイメジャリ(比喩)表現を形成していることに気づき、用例を整理した。他に、lock up(鍵で閉めきる)、chain up(鎖で縛りあげる)、bar up(閂をかける)等があり、Soul Prisoner’s Imagery and the Use of Phrasal verbs in Defoe’s Mere Nature Delineated というタイトルの短い論文にまとめ、2月末オックスフォード大学出版のNotes and Queries誌に投稿した(5月現在、採否に関する返事はない)。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
「自然」の声を聴けーー英米文学作品における "Nature" をめぐってーー(4)
聆听“自然”的声音——关于英美文学作品中的“自然”——(四)
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
有明工業高等専門学校紀要
影响因子:
--
作者:
[Nao Sawada, Francesco Ardolino,Julia Lluisa (eds), 佐藤文彦, 村田和穂]
通讯作者:
村田和穂
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