OSL年代に基づく和歌山平野の地形発達と集落遺跡の進出過程の再構築
OSL年代に基づく和歌山平野の地形発達と集落遺跡の進出過程の再構築
批准号:
22K01010
负责人:
趙 哲済
金额:
$1.75万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
和歌山平野の沿岸部に発達する浜堤・砂丘列の形成過程を明らかにすることを当年度の主要テーマとして、当初計画の和歌川河口の砂嘴や砂州を外し、紀の川河口両岸に発達する浜堤・砂丘列に絞って調査を行った.6月に前年度OSL私費調査地点の水準測量と当年度OSL調査候補地の選定、10月までに前年度7地点の試料のOSL年代測定を行い、浜堤・砂丘列形成過程の検討、その検討結果を受けて調査地の絞り込みと再下見、土地利用交渉、12月に4地点でOSL試料と粒度分析試料の採取調査、引き続く室内の年代測定と粒度分析、2月に年代測定結果の速報値にもとづく浜堤・砂丘列形成過程の再検討を行った.以上の研究のうち、OSL年代測定と粒度分析は研究分担者が行い、現地の準備作業は研究代表者と研究協力者が分担、現地調査と浜堤形成過程の検討は全員で行った.OSL年代にもとづく浜堤・砂丘の形成過程には、紀の川の北岸と南岸で明瞭な違いが認められた.紀の川北岸に発達する4列の浜堤・砂丘は、陸側から海側へ、弥生時代から江戸期にかけて波浪卓越型海岸に発達した前進型の浜堤・砂丘であることが明らかとなった.一方、紀の川南岸では、陸側に発達した吹上砂丘が室町後期~江戸初期に肥大した上方付加型の砂丘であることが判明し、その北西部の雄湊砂丘でも、厚い風成砂層の下位に吹上遺跡の発掘で存在が知られていた室町前期以前の埋没土壌を確認した.これに対して海側の砂山砂丘や水軒浜堤・砂丘などは、主として室町期以降の形成であることが明確になった.また、以上のOSL関連の作業と並行して、考古遺跡の発掘成果の収集と、「紀伊続風土記」中の関連記事の口語訳や絵図などの収集を行った.
英文摘要
和歌山平野の沿岸部に発達する浜堤・砂丘列の形成過程を明らかにすることを当年度の主要テーマとして、当初計画の和歌川河口の砂嘴や砂州を外し、紀の川河口両岸に発達する浜堤・砂丘列に絞って調査を行った.6月に前年度OSL私費調査地点の水準測量と当年度OSL調査候補地の選定、10月までに前年度7地点の試料のOSL年代測定を行い、浜堤・砂丘列形成過程の検討、その検討結果を受けて調査地の絞り込みと再下見、土地利用交渉、12月に4地点でOSL試料と粒度分析試料の採取調査、引き続く室内の年代測定と粒度分析、2月に年代測定結果の速報値にもとづく浜堤・砂丘列形成過程の再検討を行った.以上の研究のうち、OSL年代測定と粒度分析は研究分担者が行い、現地の準備作業は研究代表者と研究協力者が分担、現地調査と浜堤形成過程の検討は全員で行った.OSL年代にもとづく浜堤・砂丘の形成過程には、紀の川の北岸と南岸で明瞭な違いが認められた.紀の川北岸に発達する4列の浜堤・砂丘は、陸側から海側へ、弥生時代から江戸期にかけて波浪卓越型海岸に発達した前進型の浜堤・砂丘であることが明らかとなった.一方、紀の川南岸では、陸側に発達した吹上砂丘が室町後期~江戸初期に肥大した上方付加型の砂丘であることが判明し、その北西部の雄湊砂丘でも、厚い風成砂層の下位に吹上遺跡の発掘で存在が知られていた室町前期以前の埋没土壌を確認した.これに対して海側の砂山砂丘や水軒浜堤・砂丘などは、主として室町期以降の形成であることが明確になった.また、以上のOSL関連の作業と並行して、考古遺跡の発掘成果の収集と、「紀伊続風土記」中の関連記事の口語訳や絵図などの収集を行った.
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OSL年代測定入門
OSL 约会简介
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Gao, L., Li, J., Hu, B., Yi, L., Tamura, T., Long, H., 田村亨]
通讯作者:
田村亨
DOI:
10.1016/j.marpetgeo.2022.105543
发表时间:
2022
期刊:
Marine and Petroleum Geology
影响因子:
4.2
作者:
[Lei Gao, Jun Li, Bangqi Hu, Liang Yi, Toru Tamura, Hao Long]
通讯作者:
Hao Long
Coastal progradation associated with sea-level oscillations in the later phase of the Last Interglacial period, central Japan
日本中部末次间冰期后期与海平面振荡相关的海岸退化
DOI:
10.1016/j.quascirev.2022.107507
发表时间:
2022
期刊:
Quaternary Science Reviews
影响因子:
4
作者:
[Okazaki Hiroko, Nara Masakazu, Nakazato Hiroomi, Furusawa Akira, Ito Kazumi, Tamura Toru]
通讯作者:
Tamura Toru
DOI:
10.1016/j.ocecoaman.2022.106311
发表时间:
2022-09
期刊:
Ocean & Coastal Management
影响因子:
--
作者:
[T. Oliver;T. Tamura]
通讯作者:
T. Oliver;T. Tamura
DOI:
10.1016/j.quageo.2022.101277
发表时间:
2022-04
期刊:
Quaternary Geochronology
影响因子:
2.7
作者:
[S. Qiaola;Nguyen T.M.L.;Ta T.KO.;V. L. Nguyen;M. Gugliotta;Y. Saito;H. Kitagawa;R. Nakashima;T. Tamura]
通讯作者:
S. Qiaola;Nguyen T.M.L.;Ta T.KO.;V. L. Nguyen;M. Gugliotta;Y. Saito;H. Kitagawa;R. Nakashima;T. Tamura
共 8 条
沖積層にみられる地震による微小水平ずれ断層の検討
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批准号:12916021
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (B)
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资助金额:$0.15万
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财政年份:2000
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负责人:趙 哲済
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依托单位:
地層の擾乱による火山灰構成物粒子の層内移動の研究
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批准号:05916033
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (B)
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资助金额:$0.15万
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财政年份:1993
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负责人:趙 哲済
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依托单位:
土器成形技法の顕微鏡的検討
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批准号:61904027
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (B)
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资助金额:$0.15万
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财政年份:1986
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负责人:趙 哲済
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依托单位:
海外基金