光学赤外線観測によるスーパーチャンドラセカール超新星の親星モデルの研究
光学赤外線観測によるスーパーチャンドラセカール超新星の親星モデルの研究
批准号:
22K03676
负责人:
山中 雅之
金额:
$1.5万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
本研究課題においては、依然正体不明とされているスーパーチャンドラセカール(SC)超新星の正体に制限を与えることを目的として観測的研究を遂行してきた。SC超新星は、Ia型超新星の中でも際立って明るく、非常に緩やかな光度曲線を示す特異なIa型超新星である。その観測的性質は、チャンドラセカール限界質量付近の白色矮星による爆発では説明困難であるとされており、その親星シナリオについては未だ解決していない。星周環境の物理的諸性質に制限を与えることで親星のシステムに迫る。星周物質シナリオでは超新星からの放射による散乱による偏光、星周ダストからの吸収再放射が期待される。我々はこのような星周物質の兆候をとらえるべく、増光段階にあるSC超新星のフォローアップ観測を行ってきた。2022年度は、京都大学口径3.8メートルせいめい望遠鏡、広島大学口径1.5メートルかなた望遠鏡を用いて、可視・近赤外線における測光観測、可視域における分光および偏光観測を実施してきた。SN 2021zny は 2021年に発見されたSC超新星候補天体である。我々はその分光学的性質から、エジェクタ中に非常に豊富な炭素を含むことを示した。また、この超新星は非常に光度曲線が緩やかであり、近赤外線光度曲線において明瞭な第二極大を示さないなどSC超新星に一致する観測的性質を示した。しかしながら、その極大光度については、他のSC超新星に比べても比較的暗く、やや明るいIa型超新星と同程度であることがわかった。従来、炭素を豊富に含むSC超新星はより明るいことが示唆されていたが、我々の観測結果から明るさに依存することなく炭素を多く含む超新星が存在することを明らかにした。このような成果は、日本天文学会や国内研究会にて報告を実施してきた。また、現在これに関する論文を執筆中である。
英文摘要
本研究課題においては、依然正体不明とされているスーパーチャンドラセカール(SC)超新星の正体に制限を与えることを目的として観測的研究を遂行してきた。SC超新星は、Ia型超新星の中でも際立って明るく、非常に緩やかな光度曲線を示す特異なIa型超新星である。その観測的性質は、チャンドラセカール限界質量付近の白色矮星による爆発では説明困難であるとされており、その親星シナリオについては未だ解決していない。星周環境の物理的諸性質に制限を与えることで親星のシステムに迫る。星周物質シナリオでは超新星からの放射による散乱による偏光、星周ダストからの吸収再放射が期待される。我々はこのような星周物質の兆候をとらえるべく、増光段階にあるSC超新星のフォローアップ観測を行ってきた。2022年度は、京都大学口径3.8メートルせいめい望遠鏡、広島大学口径1.5メートルかなた望遠鏡を用いて、可視・近赤外線における測光観測、可視域における分光および偏光観測を実施してきた。SN 2021zny は 2021年に発見されたSC超新星候補天体である。我々はその分光学的性質から、エジェクタ中に非常に豊富な炭素を含むことを示した。また、この超新星は非常に光度曲線が緩やかであり、近赤外線光度曲線において明瞭な第二極大を示さないなどSC超新星に一致する観測的性質を示した。しかしながら、その極大光度については、他のSC超新星に比べても比較的暗く、やや明るいIa型超新星と同程度であることがわかった。従来、炭素を豊富に含むSC超新星はより明るいことが示唆されていたが、我々の観測結果から明るさに依存することなく炭素を多く含む超新星が存在することを明らかにした。このような成果は、日本天文学会や国内研究会にて報告を実施してきた。また、現在これに関する論文を執筆中である。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
DOI:
10.3847/1538-4357/acb5ec
发表时间:
2023-01
期刊:
The Astrophysical Journal
影响因子:
--
作者:
[K. Uno;K. Maeda;T. Nagao;T. Nakaoka;K. Motohara;A. Tajitsu;M. Konishi;S. Koyama;H. Takahashi;Masaomi Tanaka;H. Kuncarayakti;M. Kawabata;M. Yamanaka;K. Aoki;K. Isogai;K. Taguchi;M. Ogawa;K. Kawabata;Y. Yoshii;T. Miyata;R. Imazawa]
通讯作者:
K. Uno;K. Maeda;T. Nagao;T. Nakaoka;K. Motohara;A. Tajitsu;M. Konishi;S. Koyama;H. Takahashi;Masaomi Tanaka;H. Kuncarayakti;M. Kawabata;M. Yamanaka;K. Aoki;K. Isogai;K. Taguchi;M. Ogawa;K. Kawabata;Y. Yoshii;T. Miyata;R. Imazawa
DOI:
10.3847/1538-4357/acb5eb
发表时间:
2023-01
期刊:
The Astrophysical Journal
影响因子:
--
作者:
[K. Uno;T. Nagao;K. Maeda;H. Kuncarayakti;Masaomi Tanaka;K. Kawabata;T. Nakaoka;M. Kawabata;M. Yamanaka;K. Aoki;K. Isogai;M. Ogawa;A. Tajitsu;R. Imazawa]
通讯作者:
K. Uno;T. Nagao;K. Maeda;H. Kuncarayakti;Masaomi Tanaka;K. Kawabata;T. Nakaoka;M. Kawabata;M. Yamanaka;K. Aoki;K. Isogai;M. Ogawa;A. Tajitsu;R. Imazawa
DOI:
10.3847/1538-4357/ac4f60
发表时间:
2022-01
期刊:
The Astrophysical Journal
影响因子:
--
作者:
[Qiliang 其亮 Fang 方;K. Maeda;H. Kuncarayakti;Masaomi Tanaka;K. Kawabata;T. Hattori;K. Aoki;T. Moriya;M. Yamanaka]
通讯作者:
Qiliang 其亮 Fang 方;K. Maeda;H. Kuncarayakti;Masaomi Tanaka;K. Kawabata;T. Hattori;K. Aoki;T. Moriya;M. Yamanaka
爆発直後および後期観測で探るla型超新星の三次元構造と爆発メカニズム
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批准号:10J07534
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.9万
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财政年份:2010
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负责人:山中 雅之
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依托单位:
海外基金