人工経済に基づくベーシックインカムの影響分析と政策評価システムの開発
人工経済に基づくベーシックインカムの影響分析と政策評価システムの開発
批准号:
22K04591
负责人:
高島 幸成
金额:
$2.33万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
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英文摘要
本研究はベーシックインカム(BI)が経済全体に及ぼす創発影響に焦点を当てて、BIによって生じる現象、及びBIに適合する社会構成を明らかにすることを目的としている。本年度は、BIの影響を考慮することが可能なAgent-Based Moelingによる人工経済モデルを構築し、BIが経済に及ぼす初歩的なシミュレーション分析を実施することが可能となった。本モデルはシステム内のエージェントが内生的に製品の生産量や価格を調整し、企業と家計と政府で完全に資金が循環するモデルであり、労働意欲を考慮したBIの影響について経済全体の生産量や価格、設備投資への影響までを分析することが可能である。基礎モデルのシミュレーションにより、BIの実施がGDPを増加させる一方で、設備投資や製品生産などの企業の生産活動が鈍化する傾向にあることが分かった。GDP増加はBIによる所得の再分配効果の影響が大きく表れた結果である。また、投資の不活性化は、BIによる所得の均一化伴って労働者の労働意欲が減少し、競争優位の企業が突出した地位を得られず、市場での設備投資競争をけん引する企業がいなくなることが原因であることが分かった。この結果について、家計の幸福状況を図る指標として家計が消費できた製品の数に着目すると、システム内の中流家計の層が厚くなることからシステム全体の幸福度は向上しているといえる。また、この時、BIとして支出する金額について、市場平均所得の40%の金額を支給するよりも20%の金額を支給する方がGDPが高く、市場も活性化する傾向が得られた。以上のことは、BIの実施に対しては社会的幸福と経済活動を両立可能な最適点がある可能性を示唆するとともに、設備投資や生産量のフィードバックを内包するシステムを用いた検討が重要であることを示しており、これらの結果をまとめた論文を現在投稿中である。
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会议论文
ベーシックインカムが財市場と労働市場に及ぼす創発現象の検討
审视基本收入影响商品市场和劳动力市场的新兴现象
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kosei Takashima, Isao Yagi, 高島幸成,八木勲]
通讯作者:
高島幸成,八木勲
Emergent Phenomena Analysis of Basic Income on a Money-Circulation Macroeconomic System in Which Labor Motivation and Demand Provide Feedback to the Price and Output of Goods
劳动动机和需求反馈商品价格和产量的货币流通宏观经济体系中基本收入的涌现现象分析
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
Social Science Research Network
影响因子:
--
作者:
[Kosei Takashima, Isao Yagi]
通讯作者:
Isao Yagi