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マンソン裂頭条虫クローン株のバイオリソース活用に資する遺伝学的情報の比較解析

マンソン裂頭条虫クローン株のバイオリソース活用に資する遺伝学的情報の比較解析
曼氏带绦虫克隆株生物资源利用遗传信息比较分析
批准号:
22K06057
负责人:
沖野 哲也
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31

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项目成果

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バイオリソース(生物遺伝資源)は、研究に使われる実験動物・植物・細胞・微生物・遺伝子などを指し、ライフサイエンス分野の発展のために必須の研究基盤である。我々は、イヌ・ネコを終宿主とするマンソン裂頭条虫(サナダムシ)のライフサイクルを実験室内で完成させ、世界で初めて単一クローン条虫株の増幅・維持システムを確立した(Okino et al. 2017)。本寄生虫のクローン化の成功により、本条虫症に関わる生体現象のメカニズム解析において「統計学的」に有意義なデータが蓄積でき、加えて本虫のバイオリソース化が可能となった。本虫のバイオリソース活用は、ヒトの代謝・免疫・再生・分化・加齢・老化などの研究領域において、パラダイムシフトを起こす新規メカニズムの発見に繋がる可能性を秘めている。本研究では、マンソン裂頭条虫クローン株の全ゲノム情報および染色体レベルのゲノムアセンブリを取得後、遺伝子発現パターンを網羅し、既存のモデル生物が備える研究基盤情報との比較により、本虫のバイオリソースの有用性を検証する。さらに、本虫クローン株を大量に増やすプロトコル改良により、バイオリソース活用のための安定供給システムを構築する。2022年度は、マウス体内で維持していたクローン株の幼虫からDNAを抽出し、ライブラリー調製を行い、PacBio Sequel IIeを用いてシーケンシングした結果、リード数2,384,100、 総塩基数26,323Mpを得、ゲノムアセンブルで4203KbのN50を含む1017の配列から構成される997.99Mbのリファレンスゲノム配列を得た。また、4℃でストックした虫卵が3年8ヶ月後も孵化可能で感染能力をもつことを確認でき、新たに83個体のクローン株を確保することができた。これはバイオリソース化に必要な条件である「保存する」「集める」に貢献したことを意味する。
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