慢性疼痛における核内受容体RORsの機能解析と新規治療戦略への応用

核受体 ROR 在慢性疼痛中的功能分析及其在新治疗策略中的应用

• 批准号: 22K06628
• 负责人: 森岡 徳光
• 金额: $ 2.75万
• 依托单位: Hiroshima University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2022
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2022-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22K06628/
• 关键词: 慢性疼痛; 核内受容体; RORγ; ミクログリア; 炎症性サイトカイン; グリア細胞; ROR; 鎮痛薬

本研究では、慢性疼痛における核内受容体retinoic acid-related orphan receptors (RORs)の関与およびその役割を明らかにすることで、RORsの慢性疼痛の新規標的としての可能性を示すことを目的として検討を行った。RORsは4種のサブタイプが知られており、いずれも様々な遺伝子発現の制御に関与している。そこで本年度は、慢性疼痛の発症に寄与することが知られている脊髄ミクログリア機能に対するRORγの役割を検討したところ、初代培養ミクログリアにおけるlipopolysaccharide(LPS)による疼痛誘発物質（interleukin(IL)-1β、IL-6、tumor necrosis factor (TNF))のmRNA発現増大反応が、RORγ阻害薬であるSR2211の前処置によって有意に抑制されることが明らかとなった。またLPSを脊髄くも膜下腔内に投与することで作製した炎症性疼痛モデルおよび坐骨神経部分結紮により作製した神経障害性疼痛モデルにおいて、SR2211を脊髄くも膜下腔内に処置することにより、脊髄後角のミクログリア活性化を抑制することで、機械的疼痛閾値の低下（機械的アロディニア）が有意に減弱することが明らかとなった。

This study aims to investigate the relationship between retinoic acid-related orphan receptors (RORs) and the role of these receptors in chronic pain. RORs have four kinds of information, including information, information and information. This year, the mRNA expression of pain-inducing substances (interleukin(IL)-1β, IL-6, tumor necrosis factor (TNF)) in primary culture was increased in response to the study of RORγ gene expression in chronic pain pathogenesis. RORγLPS can inhibit inflammatory pain in the spinal submembranous cavity, inhibit neuropathic pain in the spinal posterior horn, and inhibit neuropathic pain in the spinal submembranous cavity. The mechanical pain threshold is lowered (mechanical pain threshold).

项目成果

広島大学大学院医系科学研究科薬効解析科学研究室HP

广岛大学医学科学研究科药效分析实验室 HP