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生体イメージングに基づいたがん細胞外小胞による脂肪分解機構の解析

生体イメージングに基づいたがん細胞外小胞による脂肪分解機構の解析
基于生物成像分析肿瘤细胞外囊泡的脂肪分解机制
批准号:
22K07016
负责人:
疋田 智也
金额:
$2.66万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31

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本研究では、がんEVの脂肪代謝への脂肪褐色化・分解への関与を明らかにすると共に、その機能発現に至る分子機構を解明することを目的とする。褐色脂肪細胞には多くのミトコンドリアが存在し、エネルギー代謝活性化により脂肪分解が誘導されることから、がん細胞由来EVを介したミトコンドリア移入が脂肪分解の引き金になっているのではと考え解析を開始した。EVはその形成過程や大きさの違いからエクソソーム(exosome)とマイクロベシクル(microvesicle: MV)に大別されるため、どちらが脂肪分解に重要であるか検討を行なった。細かな条件設定を行い両分子を分離回収した結果、1) ミトコンドリアはMVを介して分泌されること、2) 脂肪細胞3T3-L1へのMV添加では脂肪分解を誘導できないことが、本年度の解析により明らかとなった。3T3-L1細胞は脂肪前駆細胞であり、この細胞から分化誘導した脂肪細胞は白色脂肪細胞ではなく、多数の脂肪滴を有する褐色脂肪細胞様の形態学的特徴を示す。そのため、褐色化誘導を評価する系としては不適切であると考え、膜成熟性アディポサイト凝集培養(MAAC:Membrane Mature Adipocyte Aggregate Cultures)法を用いてマウスから成熟化した白色脂肪細胞を単離培養する方法を構築した。現在、この初代培養系を用いてミトコンドリア豊富ながん細胞由来MVに脂肪分解作用があるかを検討中である。一方で、がん細胞由来EVが集積した脂肪組織では交感神経線維が発達し、その数も明らかに増加していることを見出した。近年、がん細胞由来EVが腫瘍の自律神経支配を制御することが明らかとなったため、脂肪へのEV集積は自律神経支配を介して脂肪分解を誘導するのではないかと考えた。現在、この可能性についても解析を開始したところである。
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