東京大学運動会アメリカンフットボール選手における脳形態・機能の縦断解析
東京大学運動会アメリカンフットボール選手における脳形態・機能の縦断解析
批准号:
22K07740
负责人:
古田 寿宏
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
关键词:
中文摘要
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英文摘要
本研究の目的は、MRIを用いてコンタクトスポーツが脳の構造・機能に及ぼす影響を調査し、軽症の外傷性脳損傷(traumatic brain injury: TBI)のバイオマーカーとしての神経画像所見が存在するかどうかを明らかにし、存在するならばその病態解明を目指すことである。本研究は2019年から開始し、2020年度以降は新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で研究を継続し、現在は、東京大学運動会アメリカンフットボール選手のべ187名のMRIデータを用いた解析を行っている。各種MRI指標から得られた情報は以下の通りである。静脈奇形などの軽微な病態が3名に見つかっているが、コンタクトスポーツを行うことは問題ないと判断されている。voxel-based morphometry (VBM)やsurface-based morphometry (SBM)による解析では、脳震盪歴のある選手とない選手の間で有意な差は認められなかった。アメリカンフットボールのポジション別による解析では、VBMにおいて、スキルポジションとラインポジションに有意差が認められた。拡散MRIにおいて、脳内ネットワークを数値化したconnectivity matrixのグラフ解析では、脳震盪歴の有無やポジション別での有意差は認められなかった。TBSSやGBSSにおいて、スキルポジションとラインポジションに有意差が認められた。SWI撮像によって得られた画像を処理し、標準脳空間上のQSM画像として解析したが、脳震盪の既往による脳磁化率の差異は認められなかった。現時点でMRIによる軽症TBIの客観的診断指標は見つかっていないが、本研究では、コンタクトスポーツ選手の脳機能を評価するために複数の脳MRI指標を用い統計学的に解析する有用性が示せていると考える。
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