糖質制限食が腸内細菌と腸管免疫、腸炎に与える影響
糖質制限食が腸内細菌と腸管免疫、腸炎に与える影響
批准号:
22K07969
负责人:
黒沼 智
金额:
$2.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
近年、脂肪摂取比率の増加に比例するように炎症性腸疾患(IBD)が増加している。IBDは遺伝的要因や腸内細菌叢などが炎症に関与していると考えられ、腸管免疫の関わりを理解するためのキーワードとして腸内細菌叢が注目されている。腸内細菌叢に大きな影響を与える要因として食生活の変化がある。一般的に高脂肪の食事は腸炎の増悪要因として知られており、腸内細菌叢と腸管免疫に与える影響について盛んに研究が行われている。高脂肪食は糖質制限食とみることができ、近年食事療法として注目されている。しかし、糖質制限食が与える腸内細菌叢と腸管免疫、腸炎に与える影響が複雑であるため未だ全容は明らかにされていない。そこで本研究では、無菌動物モデルや腸炎モデルマウスを用いて糖質制限食が腸内細菌と腸管免疫、腸炎に与える影響を検討することを目的とした。本研究により、炎症の原因となる腸内細菌や代謝産物が同定されることはIBDだけでなく生活習慣病などの改善に寄与することが期待できる。2022年度はヒトの手術検体からの腸管粘膜固有層単核細胞の分離を中心に研究を行った。手術検体は7検体処理を行った。培養実験は7検体のうち1検体で行った。回収した上清などのサンプルは-80℃で保存し、今後サイトカインなどの測定を行っていく。培養実験ができなかった検体については細胞を凍結保存し、今後の研究に役立てていく。SPF環境下の野生型マウスを用いた研究は使用予定であった高脂肪食餌の購入が遅くなり、実験が遅れている。
英文摘要
近年、脂肪摂取比率の増加に比例するように炎症性腸疾患(IBD)が増加している。IBDは遺伝的要因や腸内細菌叢などが炎症に関与していると考えられ、腸管免疫の関わりを理解するためのキーワードとして腸内細菌叢が注目されている。腸内細菌叢に大きな影響を与える要因として食生活の変化がある。一般的に高脂肪の食事は腸炎の増悪要因として知られており、腸内細菌叢と腸管免疫に与える影響について盛んに研究が行われている。高脂肪食は糖質制限食とみることができ、近年食事療法として注目されている。しかし、糖質制限食が与える腸内細菌叢と腸管免疫、腸炎に与える影響が複雑であるため未だ全容は明らかにされていない。そこで本研究では、無菌動物モデルや腸炎モデルマウスを用いて糖質制限食が腸内細菌と腸管免疫、腸炎に与える影響を検討することを目的とした。本研究により、炎症の原因となる腸内細菌や代謝産物が同定されることはIBDだけでなく生活習慣病などの改善に寄与することが期待できる。2022年度はヒトの手術検体からの腸管粘膜固有層単核細胞の分離を中心に研究を行った。手術検体は7検体処理を行った。培養実験は7検体のうち1検体で行った。回収した上清などのサンプルは-80℃で保存し、今後サイトカインなどの測定を行っていく。培養実験ができなかった検体については細胞を凍結保存し、今後の研究に役立てていく。SPF環境下の野生型マウスを用いた研究は使用予定であった高脂肪食餌の購入が遅くなり、実験が遅れている。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
海外基金