新たなpost-GWAS方法論による原発性胆汁性胆管炎の発症機序の全貌解明
新たなpost-GWAS方法論による原発性胆汁性胆管炎の発症機序の全貌解明
批准号:
22K08065
负责人:
人見 祐基
金额:
$2.66万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
原発性胆汁性胆管炎(PBC)は、慢性進行性の胆汁鬱滞性肝疾患であり、胆管上皮細胞に対する自己免疫反応の関与が示唆されている一方で、その発症・進展機序は未だ不明なままである。疾患の罹りやすさに関連する遺伝子を網羅的に探索するゲノムワイド関連解析(GWAS)を用いて、申請者らの研究グループはこれまでに、ヒト白血球抗原遺伝子群(HLA)をはじめとする多数の日本人PBC感受性遺伝子領域を同定するとともに(Hitomi Y, et al. 2019など)、英国などの研究グループとの国際共同研究によるGWASメタ解析を実施してきた(Cordell HJ, et al. 2021)。令和4年度は、国際GWASメタ解析によって新たに同定されたアジア人特有のPBC感受性遺伝子領域であるCD28を対象として、発症に直接寄与する機能的バリアント(causal variant)の同定、および、PBC発症機序の解明を目的として、以下に示すin silico解析・in vitro機能解析を実施した。まず、CD28近傍には、PBC感受性との非常に強い関連を示すバリアントが多数存在していたが、CD28やその他の遺伝子の発現量との有意な相関を示すバリアントは、存在しなかった。その一方で、スプライシング制御モチーフにPBC感受性との非常に強い関連を示すrs2013278が位置しており、CD28には3種類の選択的スプライシングアイソフォームがmRNAレベルで発現することが認められた。全長型CD28以外の二つのCD28アイソフォームは、タンパク発現やリガンド結合能の無い機能喪失型アイソフォームであった。また、CRISPR/Cas9を利用するゲノム編集を用いて、rs2013278がCD28の選択的スプライシングを直接制御することを発見し、CD28に由来するPBC発症機序が解明された。
英文摘要
原発性胆汁性胆管炎(PBC)は、慢性進行性の胆汁鬱滞性肝疾患であり、胆管上皮細胞に対する自己免疫反応の関与が示唆されている一方で、その発症・進展機序は未だ不明なままである。疾患の罹りやすさに関連する遺伝子を網羅的に探索するゲノムワイド関連解析(GWAS)を用いて、申請者らの研究グループはこれまでに、ヒト白血球抗原遺伝子群(HLA)をはじめとする多数の日本人PBC感受性遺伝子領域を同定するとともに(Hitomi Y, et al. 2019など)、英国などの研究グループとの国際共同研究によるGWASメタ解析を実施してきた(Cordell HJ, et al. 2021)。令和4年度は、国際GWASメタ解析によって新たに同定されたアジア人特有のPBC感受性遺伝子領域であるCD28を対象として、発症に直接寄与する機能的バリアント(causal variant)の同定、および、PBC発症機序の解明を目的として、以下に示すin silico解析・in vitro機能解析を実施した。まず、CD28近傍には、PBC感受性との非常に強い関連を示すバリアントが多数存在していたが、CD28やその他の遺伝子の発現量との有意な相関を示すバリアントは、存在しなかった。その一方で、スプライシング制御モチーフにPBC感受性との非常に強い関連を示すrs2013278が位置しており、CD28には3種類の選択的スプライシングアイソフォームがmRNAレベルで発現することが認められた。全長型CD28以外の二つのCD28アイソフォームは、タンパク発現やリガンド結合能の無い機能喪失型アイソフォームであった。また、CRISPR/Cas9を利用するゲノム編集を用いて、rs2013278がCD28の選択的スプライシングを直接制御することを発見し、CD28に由来するPBC発症機序が解明された。
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DOI:
10.1186/s40246-022-00419-7
发表时间:
2022-10-21
期刊:
Human genomics
影响因子:
4.5
作者:
[]
通讯作者:
原発性胆汁性胆管炎の疾患感受性遺伝子 POU2AF1 が制御する遺伝子の検討
原发性胆汁性胆管炎疾病易感基因POU2AF1调控基因的检测
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[相葉佳洋, 植野和子, 人見祐基, 西田奈央, 小森敦正, 阿比留正剛, 長岡進矢, 八橋 弘, 中村 稔]
通讯作者:
中村 稔
DOI:
10.3390/genes14020405
发表时间:
2023-02-03
期刊:
GENES
影响因子:
3.5
作者:
[Hitomi, Yuki, Nakamura, Minoru]
通讯作者:
Nakamura, Minoru
国際メタ GWAS によって同定された原発性胆汁性胆管炎(PBC)感受性遺伝子領域 CCR6/FGFR1OP に由来する発症機序の解明
国际meta-GWAS鉴定的原发性胆汁性胆管炎(PBC)易感基因区CCR6/FGFR1OP致病机制的阐明
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[人見祐基, 相葉佳洋, 中村 稔]
通讯作者:
中村 稔
様々な免疫形質と関連するCD28領域におけるスプライシング制御バリアントの同定
鉴定与各种免疫特征相关的 CD28 区域剪接调控变异体
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[人見祐基, 相葉佳洋, 植野和子, 西田奈央, 河合洋介, 川嶋実苗, 築地信, 岩渕千里, 高田紗奈美, 三宅紀子, 長﨑正朗, 徳永勝士, 中村稔]
通讯作者:
中村稔
自己免疫疾患の遺伝素因におけるB細胞シグナル伝達系分子の多型の役割
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批准号:05J11968
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.73万
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财政年份:2005
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负责人:人見 祐基
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依托单位: