心房細動の病態進行における心臓周囲脂肪ミトコンドリア機能の役割
心房細動の病態進行における心臓周囲脂肪ミトコンドリア機能の役割
批准号:
22K08197
负责人:
渡邉 昌也
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
2023年3月までに、53例の患者から心外膜脂肪組織の検体採取と臨床情報(心電図指標、CTでの心外膜脂肪組織容積、心エコーでの心房径、心房収縮能、組織ドップラー)収集を行った。脂肪組織のミトコンドリア呼吸能は全例で行うことができ、O2 consumption、呼吸調節率に対象患者集団内の分散を確認した。研究当初の仮説通り、O2 consumptionを中央値で2分した二群間での心房リモデリングの指標として左房径、左房収縮指標、心電図における心房伝導遅延指標、回診術後の心房細動発生率について比較したが、有意な差を見いだせなかった。心外膜脂肪組織から分泌される炎症性サイトカイン、アディポカインなどの蛋白分泌量を免疫抗体法で測定し、脂肪組織重量あたりのミトコンドリア呼吸能との相関について評価した。ミトコンドリア呼吸能とMCP1、アディポネクチンの発現量に正の相関を認めた。研究開始時の予想としては、炎症を惹起するMCP1はミトコンドリア呼吸能と負の相関を示すことを予想しており、予想に反する結果であった。一方、ミトコンドリア呼吸能と組織学評価による脂肪細胞の断面積には強い負の相関を認めたことから、組織あたりの脂肪細胞数とミトコンドリア呼吸能が相関することが示唆された。このため、単位ミトコンドリア当たりの呼吸能を測定し、左房リモデリングが進んだ患者とリモデリングが進んでいない患者での単位ミトコンドリアあたりの呼吸能に差がみられるか解析を進める。
英文摘要
2023年3月までに、53例の患者から心外膜脂肪組織の検体採取と臨床情報(心電図指標、CTでの心外膜脂肪組織容積、心エコーでの心房径、心房収縮能、組織ドップラー)収集を行った。脂肪組織のミトコンドリア呼吸能は全例で行うことができ、O2 consumption、呼吸調節率に対象患者集団内の分散を確認した。研究当初の仮説通り、O2 consumptionを中央値で2分した二群間での心房リモデリングの指標として左房径、左房収縮指標、心電図における心房伝導遅延指標、回診術後の心房細動発生率について比較したが、有意な差を見いだせなかった。心外膜脂肪組織から分泌される炎症性サイトカイン、アディポカインなどの蛋白分泌量を免疫抗体法で測定し、脂肪組織重量あたりのミトコンドリア呼吸能との相関について評価した。ミトコンドリア呼吸能とMCP1、アディポネクチンの発現量に正の相関を認めた。研究開始時の予想としては、炎症を惹起するMCP1はミトコンドリア呼吸能と負の相関を示すことを予想しており、予想に反する結果であった。一方、ミトコンドリア呼吸能と組織学評価による脂肪細胞の断面積には強い負の相関を認めたことから、組織あたりの脂肪細胞数とミトコンドリア呼吸能が相関することが示唆された。このため、単位ミトコンドリア当たりの呼吸能を測定し、左房リモデリングが進んだ患者とリモデリングが進んでいない患者での単位ミトコンドリアあたりの呼吸能に差がみられるか解析を進める。
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