Molecular mechanism of biliary tract carcinomas arising from patients with pancreaticobiliary malfunction
Molecular mechanism of biliary tract carcinomas arising from patients with pancreaticobiliary malfunction
批准号:
22K08728
负责人:
菱木 知郎
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
膵・胆管合流異常を伴う胆道癌および胆道癌発症前の先天性胆道拡張症患者の胆道組織におけるゲノム・エピゲノム異常の網羅的解析を行い、膵・胆管合流異常 (Pancreaticobiliary maljunction; 以下PBM)を背景とする胆管癌発生の時間軸に沿った分子機構の解明をめざす研究である。PBMは胆管癌発症の重要なリスク因子であり、膵液の胆管内逆流に起因する慢性炎症を引き起こして癌化に至ると考えられている。胆道癌発生の機序について、膵液逆流に起因する慢性炎症に伴うhyperplasia を主体とする粘膜上皮の変化を経て癌化するという hyperplasia-dysplasia-carcinoma sequenceが広く支持されているが、その詳細な分子生物学的機序は理解されていない。これまでに先天性胆道拡張症の胆管において異常なエピゲノム修飾が早期から蓄積していることが示されている。本研究ではその詳細な分子機構の解明をめざす。令和4年度はまず当研究機関の生命倫理審査委員会の承認を得た上で、診断に用いた検体の余剰検体を用いたゲノム・エピゲノム解析について指針に沿ってインフォームドコンセントを得た。同意が得られた症例については、臨床情報解析担当者が臨床情報を取得した。PBM合併胆道癌症例20例以上、先天性胆道拡張症50例以上が解析可能症例として抽出されている。これらの症例を対象として病理検体を収集し、病理組織学的検討をおこなった。実際の癌組織および非癌部胆道組織を観察し、癌組織については組織型を病理学的に評価した。非癌部胆道組織については異形成の有無を評価した。先天性胆道拡張症症例についても同様に胆嚢・総胆管を詳細に観察し、異形成の有無について評価をおこなった。また膵・胆管合流異常研究会の年次会をはじめとする複数の学会に参加し、最新の知見を得ると共に情報収集を行った。
英文摘要
膵・胆管合流異常を伴う胆道癌および胆道癌発症前の先天性胆道拡張症患者の胆道組織におけるゲノム・エピゲノム異常の網羅的解析を行い、膵・胆管合流異常 (Pancreaticobiliary maljunction; 以下PBM)を背景とする胆管癌発生の時間軸に沿った分子機構の解明をめざす研究である。PBMは胆管癌発症の重要なリスク因子であり、膵液の胆管内逆流に起因する慢性炎症を引き起こして癌化に至ると考えられている。胆道癌発生の機序について、膵液逆流に起因する慢性炎症に伴うhyperplasia を主体とする粘膜上皮の変化を経て癌化するという hyperplasia-dysplasia-carcinoma sequenceが広く支持されているが、その詳細な分子生物学的機序は理解されていない。これまでに先天性胆道拡張症の胆管において異常なエピゲノム修飾が早期から蓄積していることが示されている。本研究ではその詳細な分子機構の解明をめざす。令和4年度はまず当研究機関の生命倫理審査委員会の承認を得た上で、診断に用いた検体の余剰検体を用いたゲノム・エピゲノム解析について指針に沿ってインフォームドコンセントを得た。同意が得られた症例については、臨床情報解析担当者が臨床情報を取得した。PBM合併胆道癌症例20例以上、先天性胆道拡張症50例以上が解析可能症例として抽出されている。これらの症例を対象として病理検体を収集し、病理組織学的検討をおこなった。実際の癌組織および非癌部胆道組織を観察し、癌組織については組織型を病理学的に評価した。非癌部胆道組織については異形成の有無を評価した。先天性胆道拡張症症例についても同様に胆嚢・総胆管を詳細に観察し、異形成の有無について評価をおこなった。また膵・胆管合流異常研究会の年次会をはじめとする複数の学会に参加し、最新の知見を得ると共に情報収集を行った。
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