肝移植後の抗体関連拒絶制御に向けた新規バイオマーカー探索
肝移植後の抗体関連拒絶制御に向けた新規バイオマーカー探索
批准号:
22K08750
负责人:
伊藤 孝司
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
肝移植後の免疫抑制療法の最適化は大きなアンメットニーズである。特にレシピエントリンパ球による移植肝の拒絶反応を抑制することは、積年の課題である。拒絶は患者のQOLを著しく損なうだけでなく、それに対する免疫抑制剤の多用は感染免疫や抗腫瘍免疫の減弱により致死的感染症や悪性腫瘍のリスクを増す。肝移植後の拒絶の様式は複数あり、各々時期や重症度が異なる。現在なお問題となっているのは、ドナー特異的抗HLA抗体(Donor-specific antibody: DSA)を伴う拒絶、抗体関連拒絶である。本研究では次世代型解析により後方視的に移植肝組織標本の各免疫担当細胞群における発現蛋白質や細胞内シグナリング分子の網羅的解析を行い、抗体関連拒絶と相関するバイオマーカー候補を同定し、前方視的に末梢血での結果も合わせて検証することでレシピエント体内での免疫動態を明らかにする。2022年度の計画として、京大病院肝移植(1,980例)の拒絶、DSA、肝病理を調査する。エピトープ解析はHLA Matchmakerを用い、エピトープ適合度を含めDSA、抗体関連拒絶、移植肝の線維化に有意に影響した因子を抽出する。本年度の結果では、拒絶反応の結果、DSAの有無、肝病理を調査した。拒絶反応は全体の約40%に認められたが、ほとんどが細胞性拒絶反応であり、抗体関連拒絶反応の発生は、約5%程度であった。また、拒絶反応による生存の悪化は認めず、拒絶反応の有無での生存率に有意差は認めなかった。また、DSAの発生に関するエピトープに関しては、抽出することができ、現在validataionを行っている。さらに細胞性拒絶反応、抗体関連拒絶反応の病理プレパラートをHyperion用の標本として染色し、比較検討の準備を勧めているところである。
英文摘要
肝移植後の免疫抑制療法の最適化は大きなアンメットニーズである。特にレシピエントリンパ球による移植肝の拒絶反応を抑制することは、積年の課題である。拒絶は患者のQOLを著しく損なうだけでなく、それに対する免疫抑制剤の多用は感染免疫や抗腫瘍免疫の減弱により致死的感染症や悪性腫瘍のリスクを増す。肝移植後の拒絶の様式は複数あり、各々時期や重症度が異なる。現在なお問題となっているのは、ドナー特異的抗HLA抗体(Donor-specific antibody: DSA)を伴う拒絶、抗体関連拒絶である。本研究では次世代型解析により後方視的に移植肝組織標本の各免疫担当細胞群における発現蛋白質や細胞内シグナリング分子の網羅的解析を行い、抗体関連拒絶と相関するバイオマーカー候補を同定し、前方視的に末梢血での結果も合わせて検証することでレシピエント体内での免疫動態を明らかにする。2022年度の計画として、京大病院肝移植(1,980例)の拒絶、DSA、肝病理を調査する。エピトープ解析はHLA Matchmakerを用い、エピトープ適合度を含めDSA、抗体関連拒絶、移植肝の線維化に有意に影響した因子を抽出する。本年度の結果では、拒絶反応の結果、DSAの有無、肝病理を調査した。拒絶反応は全体の約40%に認められたが、ほとんどが細胞性拒絶反応であり、抗体関連拒絶反応の発生は、約5%程度であった。また、拒絶反応による生存の悪化は認めず、拒絶反応の有無での生存率に有意差は認めなかった。また、DSAの発生に関するエピトープに関しては、抽出することができ、現在validataionを行っている。さらに細胞性拒絶反応、抗体関連拒絶反応の病理プレパラートをHyperion用の標本として染色し、比較検討の準備を勧めているところである。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Therapeutic Strategy of De Novo DSA for LDLT Through HLA Epitope Compatibility
通过 HLA 表位兼容性进行 LDLT 的 De Novo DSA 治疗策略
DOI:
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发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Masaaki Hirata, Takashi Ito, Takero Shindo, Shintaro Yagi, Etsuro Hatano]
通讯作者:
Etsuro Hatano
The impact of DSA on long-term (> 20 years) outcomes after liver transplantation
DSA 对肝移植术后长期(> 20 年)结果的影响
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Masaaki Hirata, Takashi Ito, Shintaro Yagi, Hironori Haga, Etsuro Hatano]
通讯作者:
Etsuro Hatano
肝移植におけるドナー特異的抗体(DSA)の長期予後における意義
供者特异性抗体(DSA)在肝移植中的长期预后意义
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[平田真章, 進藤岳郎, 伊藤孝司, 八木真太郎, 万木紀美子, 菱田理恵, 羽賀博典, 波多野悦朗]
通讯作者:
波多野悦朗
血液脳関門透過能をもつES細胞由来細胞株の樹立と脳内ターゲッティング機構
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批准号:18659023
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.98万
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财政年份:2006
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负责人:伊藤 孝司
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依托单位:
ヒト血管内皮細胞由来の幹細胞誘引因子の作用機構と組織ターゲッティングへの応用
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批准号:14657583
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.92万
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财政年份:2002
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负责人:伊藤 孝司
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依托单位:
中枢神経系における多機能性糖蛋白質とそのペプチド性基質の局在性に関する研究
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批准号:06780521
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1994
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负责人:伊藤 孝司
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依托单位:
ステロイドホルモンレセプターの活性化機構とその調節因子の解析
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批准号:63780228
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1988
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负责人:伊藤 孝司
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依托单位: