非感染性炎症における新たな自然免疫細胞制御機構の探求
非感染性炎症における新たな自然免疫細胞制御機構の探求
批准号:
22K08749
负责人:
中村 公治郎
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
虚血再灌流障害 (IRI)は移植に伴うグラフト保存とその後の血流再開によってもたらされるグラフト障害であり,early allograft dysfunctionや拒絶にも影響するため,IRIの予防は移植医療における重要な課題である。肝IRIの発症において,虚血時に障害を受けたグラフト組織から染み出して再灌流と共に血中に放出されるDAPMS(damage associated molecular patterns)は自然免疫細胞を活性化し,それによりもたらされる炎症性細胞障害が肝障害を助長させる。その結果,より一層のDAMPSが放出され,自然免役細胞が更に活性化される。したがって肝IRIの予防戦略においてグラフト細胞の保護だけでなく,自然免疫細胞の制御を行うことは非常に重要である。肝移植においてグラフト(ドナー由来)のCEACAM1(CM1)がグラフト細胞死を軽減することがこれまでに報告されているが、レシピエントの自然免疫細胞の制御におけるCM1の役割に関しては、まだ十分に解明がなされていない。CM1ノックアウト(CM1-KO)マウスを同所性肝移植(orthotopic liver transplantation, OLT)モデルに用いることで、レシピエントの自然免疫細胞のCM1発現が移植肝に与える影響を検討した。WTマウスから採取した肝臓を冷保存(18h)後にWTマウスまたはCM1-KOマウスに移植した。WT>WTに比べてWT>CM1-KOのOLTでは、再灌流6時間後の血清AST/ALTが有意に高く、組織学的IRIスコア(Suzuki's score)が有意に高く、TUNEL陽性の死細胞数が有意に多く、肝組織中のLy6G陽性細胞(好中球)数が有意に多いことが分かった。また移植肝にinfiltrateする免役細胞のうち、好中球がとりわけCM1を強発現していることも分かった。
英文摘要
虚血再灌流障害 (IRI)は移植に伴うグラフト保存とその後の血流再開によってもたらされるグラフト障害であり,early allograft dysfunctionや拒絶にも影響するため,IRIの予防は移植医療における重要な課題である。肝IRIの発症において,虚血時に障害を受けたグラフト組織から染み出して再灌流と共に血中に放出されるDAPMS(damage associated molecular patterns)は自然免疫細胞を活性化し,それによりもたらされる炎症性細胞障害が肝障害を助長させる。その結果,より一層のDAMPSが放出され,自然免役細胞が更に活性化される。したがって肝IRIの予防戦略においてグラフト細胞の保護だけでなく,自然免疫細胞の制御を行うことは非常に重要である。肝移植においてグラフト(ドナー由来)のCEACAM1(CM1)がグラフト細胞死を軽減することがこれまでに報告されているが、レシピエントの自然免疫細胞の制御におけるCM1の役割に関しては、まだ十分に解明がなされていない。CM1ノックアウト(CM1-KO)マウスを同所性肝移植(orthotopic liver transplantation, OLT)モデルに用いることで、レシピエントの自然免疫細胞のCM1発現が移植肝に与える影響を検討した。WTマウスから採取した肝臓を冷保存(18h)後にWTマウスまたはCM1-KOマウスに移植した。WT>WTに比べてWT>CM1-KOのOLTでは、再灌流6時間後の血清AST/ALTが有意に高く、組織学的IRIスコア(Suzuki's score)が有意に高く、TUNEL陽性の死細胞数が有意に多く、肝組織中のLy6G陽性細胞(好中球)数が有意に多いことが分かった。また移植肝にinfiltrateする免役細胞のうち、好中球がとりわけCM1を強発現していることも分かった。
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会议论文
Graft HuR expression is associated with HO-1 level, local inflammation and recipient outcome in liver transplantation
移植物 HuR 表达与肝移植中 HO-1 水平、局部炎症和受者结局相关
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kojiro Nakamura, Shoichi Kageyama, Hirofumi Hirao, Kentaro Kadono, Takahiro Ito, Hidenobu Kojima, et al.]
通讯作者:
et al.
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