線維芽細胞の多様性理解に基づく肺線維症合併肺癌の病態の解明と治療戦略の探索
線維芽細胞の多様性理解に基づく肺線維症合併肺癌の病態の解明と治療戦略の探索
批准号:
22K08997
负责人:
仲西 慶太
金额:
$2.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2022-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
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英文摘要
2022年度は、野生型マウスにLewis肺癌細胞株を皮下移植し、形成された肺転移巣の近傍の肺組織(=転移性ニッチが形成された肺)と、コントロールのD-PBSを皮下移植した後の転移無しの肺組織(=転移性ニッチが形成されなかった肺)をそれぞれRNS-seqを用いて、発現遺伝子の変化を網羅的に検索した。結果、転移性ニッチが形成された肺組織ではMeflinの発現が低下するということが分かった。次に野生型マウスおよびMeflin KOマウスにLewis肺癌細胞株を皮下移植し肺転移を誘導する実験系を用いて、Meflin KOマウスにおける肺転移の頻度を野生型と比較し、線維芽細胞の多様性が転移性ニッチを形成している可能性について検証した。結果、両群において肺転移巣の個数に差は認められず、またIVISを用いた評価でも同様の結果であった。ただし原発巣のサイズはMeflin KOマウスで小さい傾向があり、解釈には注意が必要であると考えている。また野生型マウスおよびMeflin KOマウスにブレオマイシンを気管内投与し肺線維症を誘導する実験系においても肺転移の頻度の違いを調べているが、ブレオマイシン投与のタイミングによってこちらも原発巣のサイズが変化するため、今後更なる検討が必要であると考えている。ヒトIPF合併肺癌手術症例の臨床病理学的データおよび組織検体を121例集積した。今後、免疫組織化学染色で線維芽細胞におけるMeflinの発現を評価し、長期予後との相関を解析する予定である。
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