好中球の異質性が関与する外傷後二次性感染症の病態解明と治療法開発に向けた基盤研究
好中球の異質性が関与する外傷後二次性感染症の病態解明と治療法開発に向けた基盤研究
批准号:
22K09109
负责人:
斉藤 智誉
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
敗血症モデルとして、盲腸結紮穿孔(CLP)モデルは腹膜炎による敗血症を誘導する一般的なモデルとして広く使用されているもののマウスの個体差・手技・方法により誤差が生じることが問題となっており、可能な限り誤差に寄与する因子を統一させることでのCLP標準化を図った。ヒトの敗血症生存率約30%と同様になるよう検討し、盲腸結紮位置は全長の50%、穿刺は盲端から5mmの位置で21G針2穴とするなどの他、細かい手技についても可能な限り統一した。次に、当研究室で確立済みの熱傷モデルを外傷として上記CLPモデルと組み合わせ外傷後二次性敗血症モデルを作成し、shamおよび外傷後二次性敗血症における臓器障害の病理学的評価を行った。損傷後ただちにCLPにより敗血症を誘導した24時間後にマウスを安楽死させ臓器を摘出、ホルマリン固定後に病理学的評価を行った。sham群では脾臓にマクロファージの浸潤が認められたが外傷群ではその程度が軽度であった。外傷群ではsham群に比べより強い肺での毛細血管のうっ血、肝での類洞拡張が認められ、外傷群では免疫抑制状態に伴うより強い敗血症性臓器障害が誘導されていることが明らかになった。次いで、敗血症誘導24時間後に血液、および腹水をサンプリングし、サイトカイン/ケモカインの網羅的解析用(LUMINEX測定)にサンプルの遠心後の上澄みを凍結保存、CyTOF解析用検体として、共同研究先のJames A. Lederer研究室で独自開発したJL bufferを用いての全白血球分離を行いCryostorを用いて液体窒素内に保存した。
英文摘要
敗血症モデルとして、盲腸結紮穿孔(CLP)モデルは腹膜炎による敗血症を誘導する一般的なモデルとして広く使用されているもののマウスの個体差・手技・方法により誤差が生じることが問題となっており、可能な限り誤差に寄与する因子を統一させることでのCLP標準化を図った。ヒトの敗血症生存率約30%と同様になるよう検討し、盲腸結紮位置は全長の50%、穿刺は盲端から5mmの位置で21G針2穴とするなどの他、細かい手技についても可能な限り統一した。次に、当研究室で確立済みの熱傷モデルを外傷として上記CLPモデルと組み合わせ外傷後二次性敗血症モデルを作成し、shamおよび外傷後二次性敗血症における臓器障害の病理学的評価を行った。損傷後ただちにCLPにより敗血症を誘導した24時間後にマウスを安楽死させ臓器を摘出、ホルマリン固定後に病理学的評価を行った。sham群では脾臓にマクロファージの浸潤が認められたが外傷群ではその程度が軽度であった。外傷群ではsham群に比べより強い肺での毛細血管のうっ血、肝での類洞拡張が認められ、外傷群では免疫抑制状態に伴うより強い敗血症性臓器障害が誘導されていることが明らかになった。次いで、敗血症誘導24時間後に血液、および腹水をサンプリングし、サイトカイン/ケモカインの網羅的解析用(LUMINEX測定)にサンプルの遠心後の上澄みを凍結保存、CyTOF解析用検体として、共同研究先のJames A. Lederer研究室で独自開発したJL bufferを用いての全白血球分離を行いCryostorを用いて液体窒素内に保存した。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
海外基金