肉腫の転移に関わる免疫微小環境を標的とした新規治療法の開発
肉腫の転移に関わる免疫微小環境を標的とした新規治療法の開発
批准号:
22K09308
负责人:
白石 大偉輔
金额:
$2.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
近年、免疫療法の開発により悪性腫瘍に対する治療戦略が大きく変わりつつあるが肉腫の治療に関しては大きな変化はない。肉腫に対しては従来の外科的拡大切除が標準治療であるが、転移・再発症例における有効な治療法は確立されておらず、転移・再発の予防は重要な テーマである。本研究では、肉腫転移に関わる新たなメカニズムを探索するため、転移能 (+)株と転移能(-)株での比較を行うことで転移に関わる因子を探索する。特に免疫微小環境に影響を及ぼす因子に注目し、阻害療法を用いて肉腫細胞の転移・発育に関与する因子の探索を行うことで、肉腫における新たな診断マーカーや分子標的療法の臨床応用ヘの寄与を目指すことを目的とする。本年度は、マウス肉腫細胞株LM8を用いて、5つのサブクローン株を調整し、それらのサブクローン株のうち2株は肺転移し3株は転移しなかったことから、2株の転移能(-)株と3株の転移能 (+)株の準備を整えた。これらの細胞株の基本的な遺伝子発現に関しては大部分が共通していると考えられ、一部の 遺伝子変異あるいは発現の違いが転移に関与していると考えられるため、それぞれのクローン細胞株の遺伝子発現の違いの比較を試みた。その結果、RNAシー クエンス解析により、転移や免疫微小環境における免疫抑制に関与する可能性の考えれる候補因子が数種類同定された。また、これらの候補分子については転移能(-)株と転移能 (+)株間におけるタンパクレベルでの違いも確認できたことから、これらの候補分子が肉腫転移に関わるメカニズムに関与している可能性が明らかとなった。
英文摘要
近年、免疫療法の開発により悪性腫瘍に対する治療戦略が大きく変わりつつあるが肉腫の治療に関しては大きな変化はない。肉腫に対しては従来の外科的拡大切除が標準治療であるが、転移・再発症例における有効な治療法は確立されておらず、転移・再発の予防は重要な テーマである。本研究では、肉腫転移に関わる新たなメカニズムを探索するため、転移能 (+)株と転移能(-)株での比較を行うことで転移に関わる因子を探索する。特に免疫微小環境に影響を及ぼす因子に注目し、阻害療法を用いて肉腫細胞の転移・発育に関与する因子の探索を行うことで、肉腫における新たな診断マーカーや分子標的療法の臨床応用ヘの寄与を目指すことを目的とする。本年度は、マウス肉腫細胞株LM8を用いて、5つのサブクローン株を調整し、それらのサブクローン株のうち2株は肺転移し3株は転移しなかったことから、2株の転移能(-)株と3株の転移能 (+)株の準備を整えた。これらの細胞株の基本的な遺伝子発現に関しては大部分が共通していると考えられ、一部の 遺伝子変異あるいは発現の違いが転移に関与していると考えられるため、それぞれのクローン細胞株の遺伝子発現の違いの比較を試みた。その結果、RNAシー クエンス解析により、転移や免疫微小環境における免疫抑制に関与する可能性の考えれる候補因子が数種類同定された。また、これらの候補分子については転移能(-)株と転移能 (+)株間におけるタンパクレベルでの違いも確認できたことから、これらの候補分子が肉腫転移に関わるメカニズムに関与している可能性が明らかとなった。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Cyclic sulfur compounds targeting macrophage polarization into M2/protumor phenotype and their anti-tumor effects
环硫化合物靶向巨噬细胞极化成 M2/原肿瘤表型及其抗肿瘤作用
DOI:
10.1007/s00262-021-03085-1
发表时间:
2021
期刊:
Cancer Immunology, Immunotherapy
影响因子:
--
作者:
[Pan Cheng, Fujiwara Yukio, Horlad Hasita, Iriki Toyohisa, Shiraishi Daisuke, Komohara Yoshihiro]
通讯作者:
Komohara Yoshihiro
海外基金