妊娠時におけるサイトメガロウイルス再活性化に関与する腸内細菌叢の機序解明
妊娠時におけるサイトメガロウイルス再活性化に関与する腸内細菌叢の機序解明
批准号:
22K09553
负责人:
幸田 力
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
关键词:
中文摘要
(1)マウスサイトメガロウイルス(MCMV)潜伏感染マウスを用いたMCMV再活性化の機序解明:CMV潜伏感染マウスが妊娠するとほぼ100%の確率でウイルスの再活性化が起こることを見出した。この実験系において抗生物質を投与し腸内細菌叢の生菌数を減少させた(除菌)群、生菌数に変化はないが微生物構成を変化させた(dysbiosis)群、抗生物質を投与しない(対照)群の3群を設け、CMV再活性化の検討を行ったところ、dysbiosis群、抗生物質を投与しない対照群ではいずれもMCMVの再活性化が認められたものの除菌群ではMCMVの再活性化は認められなかった。またこの時の腸内細菌叢を16s rRNA配列データに基づいて解析しているが、再活性化に関与する微生物群を推定するには至っていない。(2)MCMV再活性化における揮発性短鎖脂肪酸(酢酸、プロピオン酸、酪酸)の関与:CMV再活性化因子として微生物代謝産物が考えられることから、揮発性短鎖脂肪酸の関与を検討した。in vitroの系を用いて、MCMV潜伏感染細胞を酢酸、プロピオン酸、酪酸で刺激したところ、酪酸刺激においてCMV再活性化が観察された。そこでマウス実験モデルを用いて、MCMVの再活性化機序の検討を行った。その結果、高線維飼料を与えて腸内酪酸濃度が有意に高くなったマウスにおいてウイルス遺伝子発現の増強が認められた。しかし、妊娠を伴わないマウスではMCMVの再活性化は認められず、酪酸はウイルス再活性化のトリガーではないと示唆された。(3)MCMV再活性化におけるエストロゲンの関与:MCMV潜伏感染マウスにエストロゲンを投与し、MCMVの再活性化機序の検討を行った。エストロゲンを投与したマウスでは妊娠を伴わないマウスにおいてもMCMVの再活性化が認められた。
英文摘要
(1)マウスサイトメガロウイルス(MCMV)潜伏感染マウスを用いたMCMV再活性化の機序解明:CMV潜伏感染マウスが妊娠するとほぼ100%の確率でウイルスの再活性化が起こることを見出した。この実験系において抗生物質を投与し腸内細菌叢の生菌数を減少させた(除菌)群、生菌数に変化はないが微生物構成を変化させた(dysbiosis)群、抗生物質を投与しない(対照)群の3群を設け、CMV再活性化の検討を行ったところ、dysbiosis群、抗生物質を投与しない対照群ではいずれもMCMVの再活性化が認められたものの除菌群ではMCMVの再活性化は認められなかった。またこの時の腸内細菌叢を16s rRNA配列データに基づいて解析しているが、再活性化に関与する微生物群を推定するには至っていない。(2)MCMV再活性化における揮発性短鎖脂肪酸(酢酸、プロピオン酸、酪酸)の関与:CMV再活性化因子として微生物代謝産物が考えられることから、揮発性短鎖脂肪酸の関与を検討した。in vitroの系を用いて、MCMV潜伏感染細胞を酢酸、プロピオン酸、酪酸で刺激したところ、酪酸刺激においてCMV再活性化が観察された。そこでマウス実験モデルを用いて、MCMVの再活性化機序の検討を行った。その結果、高線維飼料を与えて腸内酪酸濃度が有意に高くなったマウスにおいてウイルス遺伝子発現の増強が認められた。しかし、妊娠を伴わないマウスではMCMVの再活性化は認められず、酪酸はウイルス再活性化のトリガーではないと示唆された。(3)MCMV再活性化におけるエストロゲンの関与:MCMV潜伏感染マウスにエストロゲンを投与し、MCMVの再活性化機序の検討を行った。エストロゲンを投与したマウスでは妊娠を伴わないマウスにおいてもMCMVの再活性化が認められた。
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DOI:
10.1111/lam.13649
发表时间:
2022-01-26
期刊:
LETTERS IN APPLIED MICROBIOLOGY
影响因子:
2.4
作者:
[Ishikawa, H., Kuno, Y., Iyoda, M.]
通讯作者:
Iyoda, M.
サイトメガロウイルス再活性化に及ぼす エストラジオールの影響
雌二醇对巨细胞病毒再激活的影响
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[幸田力, 石川裕樹, 久野芳裕, 長島隆一, 田中和生, 伊與田雅之]
通讯作者:
伊與田雅之
OLL1073R-1乳酸菌産生多糖体はインフルエンザウイルス感染予防効果を示し、さらに細菌二次感染を軽減する
OLL1073R-1乳酸菌产生的多糖对流感病毒感染具有预防作用,并进一步减少继发细菌感染
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[石川裕樹, 久野芳裕, 幸田力, 佐々木啓, 長島隆一, 狩野宏, 石井祥子, 伊與田雅之]
通讯作者:
伊與田雅之
Microwave Treatment Prevents Cytomegalovirus Transmission to Preterm Infants through Human Milk
微波治疗可防止巨细胞病毒通过母乳传播给早产儿
DOI:
10.26502/jfsnr.2642-110000103
发表时间:
2022
期刊:
Journal of Food Science and Nutrition Research
影响因子:
--
作者:
[Mizuno K, Kohda C, Den H]
通讯作者:
Den H
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