正常子宮内膜上皮幹細胞におけるde novo遺伝子変異の発癌における意義
正常子宮内膜上皮幹細胞におけるde novo遺伝子変異の発癌における意義
批准号:
22K09572
负责人:
佐藤 誠也
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
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英文摘要
正常子宮内膜単一腺管および単一腺管由来スフェロイドにおけるKRAS/PIK3CA変異の有無を以下の手順で検索した。①外科的に切除した子宮 (n = 3)の内膜を肉眼的に9つの領域に分割し、各領域から40個の単一腺管を鏡視下に単離した。②各領域の10個の単一腺管(計270個)からDNAを抽出し、サンガーシーケンスを実施した。③残りの30個の腺管を子宮内膜の領域毎に長期の幹細胞培養へ供し、直径5mm以上へ発育したスフェロイドを回収して同様に遺伝子解析を行った。遺伝子変異を有する単一腺管内の変異対立遺伝子頻度 (MAF)をdroplet digital PCRにより算出し、スフェロイドの性質を上皮マーカー(PAX8)と幹細胞マーカー(核Axin2/SOX9、細胞質ALDH1A1)を用いた免疫組織化学で評価した。サンガー法により子宮内膜単一腺管のKRASまたはPIK3CAのホットスポットにおける遺伝子変異の検出が可能であった。回収した腺管の9.3%(25/270)にKRASまたはPIK3CAの変異を認め、各子宮内膜領域の変異頻度は 0~50%と領域性を示した。単一腺管内のPIK3CA変異のMAFは16.4%と高く、腺内での変異細胞のクローン増殖が示された。収集したスフェロイドは主にPAX8および幹細胞マーカー発現細胞で構成され、その60%以上にPIK3CA変異を認めたもののKRAS変異は検出されなかった。子宮内膜単一腺管内におけるPIK3CA変異の高いMAF、および単一腺管に由来する幹細胞リッチなスフェロイドにおける頻繁なPIK3CA変異は、子宮内膜上皮幹細胞の増殖におけるPIK3CA変異の重要性を示唆した(Cancer Sci. 2023)。
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