甲状腺癌FNAマーカーとしてのIL-1RNの実用化と新たな分子標的治療の開発
甲状腺癌FNAマーカーとしてのIL-1RNの実用化と新たな分子標的治療の開発
批准号:
22K09722
负责人:
成田 憲彦
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
甲状腺良性腫瘍(n=5)と乳頭癌(n=5)のmRNAでPCRアレイにより2群間の遺伝子発現の差違を解析した。この結果、乳頭癌でIL-1RNが約7.4倍に高発現していることが解った。臨床応用可能なマーカーは免疫染色で判定できるものが理想である。そこでFFPEブロックを用い、IL-1RNの発現を免疫組織染色で確認した。甲状腺良性腫瘍20例、乳頭癌20例を免疫染色したところ、IL-1RNは乳頭癌で有意に高発現していることを確認した。次に初期実験として実際のFNAサンプル(LBC)でもIL-1RNが染色できることを手染めによる免疫染色で確認した。当院ではLBCサンプルの免疫染色は、自動免疫染色装置(Leica社製BOND-III)で行っている。実臨床と同じくIL-1RNを自動免染できるかを20例のLBCサンプルで検討したところ、問題なく染色できることが解った。更に23例を追加検討し、手術標本の最終病理結果と比較した。この結果、IL-1RNの陽性的中率は100%であることが明らかとなった。また既知のマーカーであるCD15との併用で診断すると、正診率81%、感度も77%と良好な結果が得られた。これはFNAの結果、細胞形態から診断がつかなくとも、IL-1RNあるいはCD15の少なくともどちらかが陽性であれば、100%悪性腫瘍であり全悪性腫瘍の77%を検出している、ということを意味する。この結果はIL-1RNの臨床応用の可能性を示すものと考える。現在症例数を120~150例に増やし、甲状腺癌診断マーカーとしての確立・実用化を研究中である。
英文摘要
甲状腺良性腫瘍(n=5)と乳頭癌(n=5)のmRNAでPCRアレイにより2群間の遺伝子発現の差違を解析した。この結果、乳頭癌でIL-1RNが約7.4倍に高発現していることが解った。臨床応用可能なマーカーは免疫染色で判定できるものが理想である。そこでFFPEブロックを用い、IL-1RNの発現を免疫組織染色で確認した。甲状腺良性腫瘍20例、乳頭癌20例を免疫染色したところ、IL-1RNは乳頭癌で有意に高発現していることを確認した。次に初期実験として実際のFNAサンプル(LBC)でもIL-1RNが染色できることを手染めによる免疫染色で確認した。当院ではLBCサンプルの免疫染色は、自動免疫染色装置(Leica社製BOND-III)で行っている。実臨床と同じくIL-1RNを自動免染できるかを20例のLBCサンプルで検討したところ、問題なく染色できることが解った。更に23例を追加検討し、手術標本の最終病理結果と比較した。この結果、IL-1RNの陽性的中率は100%であることが明らかとなった。また既知のマーカーであるCD15との併用で診断すると、正診率81%、感度も77%と良好な結果が得られた。これはFNAの結果、細胞形態から診断がつかなくとも、IL-1RNあるいはCD15の少なくともどちらかが陽性であれば、100%悪性腫瘍であり全悪性腫瘍の77%を検出している、ということを意味する。この結果はIL-1RNの臨床応用の可能性を示すものと考える。現在症例数を120~150例に増やし、甲状腺癌診断マーカーとしての確立・実用化を研究中である。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
CD82を標的とした頭頸部癌後発転移の抑制
靶向CD82抑制头颈癌晚期转移
DOI:
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发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[成田憲彦, 伊藤有未, 菅野真史, 杉本千鶴, 藤枝重治]
通讯作者:
藤枝重治
頭頚部癌増殖・浸潤におけるG691S RET polymorphismの機能解析
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批准号:20791184
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$1.75万
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财政年份:2008
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负责人:成田 憲彦
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依托单位: