Control of oxidative stress in skin and soft tissues by hydrogen: Development of new treatment for intractable ulcer
Control of oxidative stress in skin and soft tissues by hydrogen: Development of new treatment for intractable ulcer
批准号:
22K09880
负责人:
冨田 興一
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
水素は組織の酸化ストレスを軽減する効果を持ち、多くの酸化ストレス関連疾患に有用であることが報告されている。しかし、従来の水素水や水素ガスを用いた投与法では、十分量の水素を継続的に組織へ供給することが困難であることが、水素の臨床応用上の課題であった。そこで、近年当教室では、内服することで高用量の水素を持続的に体内で発生させる性質を持つ、新規のシリコン製剤に着目し、その効能を検証する研究を行っている。皮膚軟部組織においては、褥瘡や放射線皮膚炎・潰瘍等の疾患の発症や進行にも酸化ストレスが関与していることが報告されている。本研究では、これらの難治性潰瘍における水素の治療効果を、シリコン製剤とマウスを用いた動物実験を通して検証する。本年度はまず背部皮膚圧迫損傷における潰瘍発症の抑制・治療効果をマウスモデルで検証した。具体的には、2.5%シリコン製剤含有食餌を摂取させたマウスと、通常の食餌を摂取させたマウスにおいて、磁石を用いて背部に12時間の圧迫損傷を加えた。圧迫解除後の背部の潰瘍面積を経時的に評価することで、シリコン製剤の内服の有無による潰瘍の発症予防・治療効果を検証した。シリコン製剤を摂食させた群のマウスでは、通常の食餌を摂食させた群のマウスと比較して、潰瘍の面積が有意に低下し、最終的な治癒までの期間も短縮することが確認できた。この結果から、シリコン製剤の内服が圧迫損傷の予防・治療に有効であることが示唆された。
英文摘要
水素は組織の酸化ストレスを軽減する効果を持ち、多くの酸化ストレス関連疾患に有用であることが報告されている。しかし、従来の水素水や水素ガスを用いた投与法では、十分量の水素を継続的に組織へ供給することが困難であることが、水素の臨床応用上の課題であった。そこで、近年当教室では、内服することで高用量の水素を持続的に体内で発生させる性質を持つ、新規のシリコン製剤に着目し、その効能を検証する研究を行っている。皮膚軟部組織においては、褥瘡や放射線皮膚炎・潰瘍等の疾患の発症や進行にも酸化ストレスが関与していることが報告されている。本研究では、これらの難治性潰瘍における水素の治療効果を、シリコン製剤とマウスを用いた動物実験を通して検証する。本年度はまず背部皮膚圧迫損傷における潰瘍発症の抑制・治療効果をマウスモデルで検証した。具体的には、2.5%シリコン製剤含有食餌を摂取させたマウスと、通常の食餌を摂取させたマウスにおいて、磁石を用いて背部に12時間の圧迫損傷を加えた。圧迫解除後の背部の潰瘍面積を経時的に評価することで、シリコン製剤の内服の有無による潰瘍の発症予防・治療効果を検証した。シリコン製剤を摂食させた群のマウスでは、通常の食餌を摂食させた群のマウスと比較して、潰瘍の面積が有意に低下し、最終的な治癒までの期間も短縮することが確認できた。この結果から、シリコン製剤の内服が圧迫損傷の予防・治療に有効であることが示唆された。
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