「契約紛争解決過程における交渉と合意」 の役割の解釈論的・実証的研究

“谈判与协议在合同纠纷解决过程中的作用”的解释与实证研究

• 批准号: 08872005
• 负责人: 和田 仁孝
• 金额: $ 1.15万
• 依托单位: Kyushu University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Exploratory Research
• 财政年份: 1996
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1996 至 1998
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-08872005/
• 关键词: 交渉; 契約; 紛争; 裁判; フランチャンズ; フランチャイズ; 紛争処理

本研究は、1990年代に入り我が国においてのみならず、欧米諸国においてとみに関心の高まっている「交渉」(合意)の、紛争処理過程において果たす役割について理論的・経験的に研究を進めることを目的としたものであった。その際、経験的側面においては、80年代より欧米、日本において新たな実務的問題として紛争事例の急増している「フランチャイズ契約」を巡る紛争を具体的にとりあげ、当事者・弁護士へのヒアリングを一方では行い、それを理論的、解釈学的な研究とつきあわせようとしてきた。その結果、これまでの契約実体法学の視点の狭隘さに大きな反省を迫る重要な知見が得られた。たとえば、(1)契約の意味内容は締約時に「客観的」に確定されたものとは到底言い難い場合があり、当事者自身、紛争の展開過程の中でその都度の状況に照らし合わしつつ契約書の「再解釈」を常に行っているということ、(2)紛争過程における当事者は、なにか確定的な「実体法的権利」を貫徹しようとして、終始一貫した態度を取っているのではなく、紛争過程における自身の取り巻く状況の変化に応じ、あるいは自身を代理するはずの弁護士とのやりとり、および原告(団体)内部での利害関係の変容に強く影響を受けつつ、その都度自身の利害関心を「迷いながら」「再構成」しているということ、(3)従って、訴訟過程をより実効性あるものとするためには、契約の解除の可否、損害賠償の存否、といった既存の法的枠組みをもって対処しようとするだけではきわめて不十分であり、上記に指摘した紛争過程における「当事者の事故解釈」を活性化するための法理、法実践の具体的内容についてこそ考察がはかられねばならないことが実証的にも明らかになった。また、本研究約の知見は1997年11月29日〜30日に京都大学法学部において開催された「現代契約理論シンポジウム」と題する国際シンポジウムでも報告され、また現在タイのタマサート大学の協力を得て、アジア法の領域での比較研究へと進展している。

This study is based on the 1990's and the 1990's in China, Europe and the United States. In the 1980s, Europe, Japan, Japan, China, Japan, Korea, Japan, Japan, Korea, Japan, Japan, Japan, The result of the contract is that the legal point of view of the contract is narrow and the important knowledge is obtained. (1) The meaning of the contract is determined when the contract is concluded, the parties themselves, the dispute process, the situation of the contract, the "re-solution" of the contract,(2) the dispute process, the parties are determined, the "real law benefit" is carried out From the beginning to the end, the attitude is consistent, the dispute process is consistent, the situation is changed, the agent is consistent, the nurse is consistent, the plaintiff (group) is consistent, the interest relationship is strong, the influence is strong, the capital is consistent, the interest relationship is complex, the reconstruction is complex,(3) the agent is consistent, The litigation process shall be carried out according to the nature of the dispute, whether the contract can be dissolved, whether the damage compensation exists, whether the existing law is organized, whether the dispute process is active, whether the dispute process is active or not, whether the dispute process is active or not. The specific content of the law is examined. This research paper was published on November 29 - 30, 1997 at the Faculty of Law, Kyoto University."Modern Contract Theory" was published on the topic of International Contract Research.

项目成果

和田仁孝 (井上、嶋津等編): "「法の臨界」 内 「モダン法思考の限界と法の再文脈化」" 東京大学出版会, 24 (1999)

和田仁（井上、岛津等编）：“现代法律思维的局限性和法律的重新语境化”，载于《法律的批判性》，东京大学出版社，24（1999）

和田仁孝: "司法サーヴィスの費用と問題点" 国民生活. 4. 34-40 (1996)

和田仁：“司法服务的成本和问题”《国民生活》，4. 34-40 (1996)。

和田仁孝: "Nerging Foemally and Informality in Dispute Pesolution" Victoria University of Wellington LawPevien. 4. 151-172 (1997)

Hitoshi Wada：“争议解决中的消极性和非正式性”惠灵顿维多利亚大学 LawPevien。 4. 151-172 (1997)

和田仁孝: "法社会学の解体と再生" 弘文堂, 224 (1996)

和田仁：《法律社会学的解构与重建》Kobundo，224（1996）

和田仁孝: "法的紛争解決観念のゆらぎ" 神長・宮澤編 「法社会学コロキウム」 ミネルバァ書房. 168-188 (1996)

和田仁：“法律纠纷解决概念的波动”，Kaminaga 和 Miyazawa 编辑，“法律社会学座谈会”Minerva Shobo，168-188 (1996)。