菌従属栄養植物タヌキノショクダイの共生メカニズムの解明、および人工栽培法の確立
菌従属栄養植物タヌキノショクダイの共生メカニズムの解明、および人工栽培法の確立
批准号:
26430202
负责人:
谷亀 高広
金额:
$3.24万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2014
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2014-04-01 至 2016-03-31
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英文摘要
昨年に引き続き、キリシマシャクジョウの菌根菌の分離実験を行った。昨年はアルファルファ、ソルガム、シバ(西洋シバ)、タマネギ、シロツメクサを、自生地より採集した土壌に植え付け、アーバスキュラー菌根菌の増殖・分離を試みた。しかし、キリシマシャクジョウの菌根菌とは異なるアーバスキュラー菌根菌が増殖してしまい、目的の菌根菌を得ることができなかった。そこで、目的の菌根菌を増殖させるため、採集したキリシマシャクジョウの根の表面を丁寧に洗浄し、滅菌した土に埋設した後、そこへ上記5種の宿主植物を植え付けたところ、特にソルガムにおいてアーバスキュラー菌根菌が旺盛に増幅することがわかった。さらに、増殖した菌の塩基配列を確認したところ、キリシマシャクジョウの菌根菌と同一の菌であることが確認された。現在、宿主植物の根を接種源とし菌糸体の増殖を行っており、かなりの菌体量を得ることができている。今後、自生地における宿主植物を選定し、接種・播種実験を行う予定である。ソルガム自体が菌従属栄養植物の生育を菌根菌の宿主として支えることが可能か否かは現在のところ不明だが、2か月前にソルガムの根近くに播種した種子は現在のところ発芽が確認できていない。研究に費やすことができた時間が充分とは言えなかったが、アーバスキュラー菌根菌と菌根共生する菌従属栄養植物の育成技術の開発という面では、①目的とする菌根菌の増幅、②菌根菌を増殖するために好適な宿主の選定、という2点において、有用な知見を得ることができた。今後は得られた知見を論文にするとともに、宿主植物・アーバスキュラー菌根菌・菌従属栄養植物の3者共生系を構築に向けて研究を進めてゆきたいと考えている。この手法を応用することによって、絶滅危惧植物であるタヌキノショクダイの増殖技術の確立を目指したいと考えている。
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会议论文
サイハイランの菌従属栄養レベルは共生菌種の影響を受け決定する
Cyphyllans 的真菌异养水平由共生细菌种类的影响决定。
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Ogura-Tsujita, Y., K. Suzuki and T. Yukawa, 谷亀高広・船曵恵理子・Marc-Andre Selosse・大和政秀・遊川知久]
通讯作者:
谷亀高広・船曵恵理子・Marc-Andre Selosse・大和政秀・遊川知久
菌従属栄養植物モイワラン(ラン科)の菌根菌の同定
菌类异养植物 Moiwallan(兰科)中菌根真菌的鉴定
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[谷亀 高広, 船曵 恵理子, 遊川 知久, 長澤 栄史]
通讯作者:
長澤 栄史