Distinct ethnic, clinical, and genetic characteristics of der(1;7) in myelodysplastic syndromes
Distinct ethnic, clinical, and genetic characteristics of der(1;7) in myelodysplastic syndromes
批准号:
22KJ1756
负责人:
奥田 瑠璃花
金额:
$1.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2023-03-08 至 2024-03-31
中文摘要
本研究で着目したder(1;7)(q10;p10)は骨髄異形成症候群(MDS: myelodysplastic syndromes)で高頻度に観察される派生性染色体である。この派生性染色体の遺伝学的特徴と病態的特徴を見出すため、3,396例のMDSおよび関連疾患患者のサンプル及び臨床情報の収集を行い、骨髄サンプルと可能なサンプルでは正常サンプルからのDNA抽出を行い、次世代シーケンサーを用いた解析を行った。内148症例がder(1;7)(q10;p10)を有する疾患患者であり、その他の症例を-7/del(7q), +1qとその他の3群に分け、比較を行った。臨床的特徴の比較では、血小板がder(1;7)(q10;p10)群では他より高い傾向が認められた。生存解析では、der(1;7)(q10;p10)群は-7/del(7q)群より予後良好ではあったものの、+1q群とその他の群よりは予後不良であることが明らかになった。遺伝学的特徴を明らかにするため、der(1;7)(q10;p10)陽性例のWhole-exome sequencingを行った結果、高頻度で認められた変異はRUNX1, ETNK1やEZH2などの遺伝子であった。これらの遺伝子と、血液疾患で高頻度に変異が起こると報告されている遺伝子をベイトとして、Targeted-capture sequencingを行った。その結果、der(1;7)(q10;p10)群の遺伝子変異プロファイルは-7/del(7q)群や+1q群と比較しても異なることが示された。SNPのデータを応用し、Targeted-capture sequencingでコピー数変化の同定も行ったところ、der(1;7)(q10;p10)群で+8やdel(20q)が高頻度で合併することが明らかになった。以上の研究成果を国内外の学会で発表を行った。
英文摘要
本研究で着目したder(1;7)(q10;p10)は骨髄異形成症候群(MDS: myelodysplastic syndromes)で高頻度に観察される派生性染色体である。この派生性染色体の遺伝学的特徴と病態的特徴を見出すため、3,396例のMDSおよび関連疾患患者のサンプル及び臨床情報の収集を行い、骨髄サンプルと可能なサンプルでは正常サンプルからのDNA抽出を行い、次世代シーケンサーを用いた解析を行った。内148症例がder(1;7)(q10;p10)を有する疾患患者であり、その他の症例を-7/del(7q), +1qとその他の3群に分け、比較を行った。臨床的特徴の比較では、血小板がder(1;7)(q10;p10)群では他より高い傾向が認められた。生存解析では、der(1;7)(q10;p10)群は-7/del(7q)群より予後良好ではあったものの、+1q群とその他の群よりは予後不良であることが明らかになった。遺伝学的特徴を明らかにするため、der(1;7)(q10;p10)陽性例のWhole-exome sequencingを行った結果、高頻度で認められた変異はRUNX1, ETNK1やEZH2などの遺伝子であった。これらの遺伝子と、血液疾患で高頻度に変異が起こると報告されている遺伝子をベイトとして、Targeted-capture sequencingを行った。その結果、der(1;7)(q10;p10)群の遺伝子変異プロファイルは-7/del(7q)群や+1q群と比較しても異なることが示された。SNPのデータを応用し、Targeted-capture sequencingでコピー数変化の同定も行ったところ、der(1;7)(q10;p10)群で+8やdel(20q)が高頻度で合併することが明らかになった。以上の研究成果を国内外の学会で発表を行った。
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