初期の量子計算機に向けた量子アルゴリズムの統合的な研究
初期の量子計算機に向けた量子アルゴリズムの統合的な研究
批准号:
22KJ1811
负责人:
早川 龍
金额:
$0.64万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2023-03-08 至 2024-03-31
中文摘要
本年度の研究成果として、量子位相的データ解析アルゴリズムに関する結果を Quantum誌 に発表した(Quantum 6 (2022): 873)。本結果は、量子計算を用いた新たな大規模データ学習の手法を提案したものであり、量子計算機を用いてパーシステントベッチ数を推定し、位相的機械学習を高速に行うことを可能にした初めての結果である。対応する古典計算アルゴリズムと比較すると、現在知られている最良の古典計算と比較して本量子アルゴリズムは指数的な高速性を示している。本論文は、Quantum の Perspective (Quantum Views 7, 70 (2023)) に選出されるという高い評価を得た(これは、Quantum誌において、査読者やエディターの評価の高い論文を選出したものである)。また、ローカルハミルトニアン問題の計算複雑性に基づき、量子化学における量子優位性に関して得た結果を、量子情報のトップ会議である 26th Conference on Quantum Information Processing (QIP2023) で発表した。この結果は、反強磁性を示すようなハイゼンベルクモデルの基底状態のエネルギーを推定するタスクにおける量子優位性に関する計算量的な証明を与えたものである。量子化学への量子計算の応用は、初期の量子計算機の応用先としても非常に活発に研究がなされている領域であり、本結果はそのような応用における実際的な量子優位性を確立することに向けての重要な結果と言える。このように、本年度に得た結果は、量子アルゴリズムと量子優位性(計算複雑性)に渡る統合的な結果であり、初期の量子計算機の可能性を明らかにするという研究内容において多角的な結果を得ることができた。
英文摘要
本年度の研究成果として、量子位相的データ解析アルゴリズムに関する結果を Quantum誌 に発表した(Quantum 6 (2022): 873)。本結果は、量子計算を用いた新たな大規模データ学習の手法を提案したものであり、量子計算機を用いてパーシステントベッチ数を推定し、位相的機械学習を高速に行うことを可能にした初めての結果である。対応する古典計算アルゴリズムと比較すると、現在知られている最良の古典計算と比較して本量子アルゴリズムは指数的な高速性を示している。本論文は、Quantum の Perspective (Quantum Views 7, 70 (2023)) に選出されるという高い評価を得た(これは、Quantum誌において、査読者やエディターの評価の高い論文を選出したものである)。また、ローカルハミルトニアン問題の計算複雑性に基づき、量子化学における量子優位性に関して得た結果を、量子情報のトップ会議である 26th Conference on Quantum Information Processing (QIP2023) で発表した。この結果は、反強磁性を示すようなハイゼンベルクモデルの基底状態のエネルギーを推定するタスクにおける量子優位性に関する計算量的な証明を与えたものである。量子化学への量子計算の応用は、初期の量子計算機の応用先としても非常に活発に研究がなされている領域であり、本結果はそのような応用における実際的な量子優位性を確立することに向けての重要な結果と言える。このように、本年度に得た結果は、量子アルゴリズムと量子優位性(計算複雑性)に渡る統合的な結果であり、初期の量子計算機の可能性を明らかにするという研究内容において多角的な結果を得ることができた。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
ガイド付きローカルハミルトニアン問題の計算複雑性の進展
引导局部哈密顿问题的计算复杂度的演变
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Sevag Gharibian, Ryu Hayakawa, Francois Le Gall and Tomoyuki Morimae]
通讯作者:
Francois Le Gall and Tomoyuki Morimae
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