いじめの傍観者はいかにしてディフェンダーとなりうるか ―愛着理論的アプローチ―
いじめの傍観者はいかにしてディフェンダーとなりうるか ―愛着理論的アプローチ―
批准号:
22KJ0956
负责人:
江見 桐子
金额:
$0.64万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2023-03-08 至 2024-03-31
中文摘要
いじめは, 子どもが1 日の大半を過ごす学校内で頻繁に起きており, 校内で最も伝染しやすい悪質な行為である。近年のいじめに関する研究では, いじめの被害者を庇い, いじめ行為を防止するディフェンダータイプの傍観者の援助・仲裁行動の生起や促進要因についての詳細が明確にされていない為, 本研究の大きな枠組みとして, ディフェンダータイプの傍観者となりうる個人の内的要因や環境要因を, 個人の学校内や家庭内の環境や他者との関係性について考慮し明らかにすることにある。昨年度では, 教師といじめ傍観者の関係性というアプローチ法で援助行動促進の有無を検討した。国内外共に, 傍観者・被害者限らず, いじめの報告等を受けた教師が介入した場合, いじめの解決率が高くなることから, 即座に教師にいじめの報告をするディフェンダーの増加がいじめを抑制する鍵となる事が理解できる。本研究では, ディフェンダーとなりうる個人の環境要因として, 担任教師との信頼的関係性が援助行動の促進要因となりうるのかについて, 担任教師のいじめ問題への意識や理解といった教師側のいじめへの見解も含めて検討した。さらに, いじめの報告をしやすい理想的な教師についてを自由記述によって収集し, ディフェンダーとして援助行動を起こしやすい教師像についてと, そういった教師の重要性についての理解を深めた。先行研究では,教師と傍観者という枠組みで援助行動を捉えられていないという点や、援助行動促進要因として教師などの環境要因を検討できていないという点を踏まえ,本研究にて教師-傍観者という新たな枠組みで援助行動を捉え,かつ教師像や教師の意識といった環境要因を検討し,いじめ研究における本研究の意義を再確認した。ディフェンダーの増加はいじめ問題の改善に役立つだけでなく,子どもの心理的身体的健康を守ることで,健やかな人格形成の構築を促進することに役立つ。
英文摘要
いじめは, 子どもが1 日の大半を過ごす学校内で頻繁に起きており, 校内で最も伝染しやすい悪質な行為である。近年のいじめに関する研究では, いじめの被害者を庇い, いじめ行為を防止するディフェンダータイプの傍観者の援助・仲裁行動の生起や促進要因についての詳細が明確にされていない為, 本研究の大きな枠組みとして, ディフェンダータイプの傍観者となりうる個人の内的要因や環境要因を, 個人の学校内や家庭内の環境や他者との関係性について考慮し明らかにすることにある。昨年度では, 教師といじめ傍観者の関係性というアプローチ法で援助行動促進の有無を検討した。国内外共に, 傍観者・被害者限らず, いじめの報告等を受けた教師が介入した場合, いじめの解決率が高くなることから, 即座に教師にいじめの報告をするディフェンダーの増加がいじめを抑制する鍵となる事が理解できる。本研究では, ディフェンダーとなりうる個人の環境要因として, 担任教師との信頼的関係性が援助行動の促進要因となりうるのかについて, 担任教師のいじめ問題への意識や理解といった教師側のいじめへの見解も含めて検討した。さらに, いじめの報告をしやすい理想的な教師についてを自由記述によって収集し, ディフェンダーとして援助行動を起こしやすい教師像についてと, そういった教師の重要性についての理解を深めた。先行研究では,教師と傍観者という枠組みで援助行動を捉えられていないという点や、援助行動促進要因として教師などの環境要因を検討できていないという点を踏まえ,本研究にて教師-傍観者という新たな枠組みで援助行動を捉え,かつ教師像や教師の意識といった環境要因を検討し,いじめ研究における本研究の意義を再確認した。ディフェンダーの増加はいじめ問題の改善に役立つだけでなく,子どもの心理的身体的健康を守ることで,健やかな人格形成の構築を促進することに役立つ。
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会议论文
Identification of the Type of Teachers that Bystanders are Willing to Inform the Bullying Incidents.
确定旁观者愿意举报欺凌事件的教师类型。
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Maruyoshi Kazunobu, Okuda Takuya, Pedersen Juan W, Suzuki Ryo, Yamazaki Masahito, Yoshida Yutaka, ピーダーセン珠杏, Juan W. Pedersen, Kiriko Emi]
通讯作者:
Kiriko Emi