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現代日本語における「です・ます」の機能と文法体系への位置づけ

現代日本語における「です・ます」の機能と文法体系への位置づけ
现代日语中“desu・masu”的功能及其在语法系统中的地位
批准号:
22KJ0253
负责人:
鏡 耀子
金额:
$0.64万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2023-03-08 至 2024-03-31

项目摘要

项目成果

相关文献

中文摘要
翻译
本年度は、8月までイタリアのヴェネツィア・カフォスカリ大学にて日本語学習者を対象とした研究活動を実施した他、丁寧形と普通形の使い分けの機構をさらに明らかにするための調査および検討を行った。まずヴェネツィア・カフォスカリ大学において、学習者が丁寧形と普通形の機能をどのように認識しているのかを聞き取る調査を行った。その結果、普通形の機能としては、意味を強めたり、身近さや主観性を演出したりするという意見が見られ、丁寧形の機能としては、感謝、申し訳なさ、優しさ、厳しさ、可笑しさを演出するという意見が見られた。これらから、学習者が敬意や丁寧さという概念に留まらず、丁寧形と普通形の機能を柔軟に捉えていることが分かった。またその調査の際、感謝や申し訳なさを積極的に表すという丁寧形の機能を「日本人らしい」とする意見や、母語話者と比べて自らが丁寧形と普通形を十分に使えないことを嘆く発言が見られたため、これらから考えられる問題についても検討した。前者のように言語的特徴からその話者集団の特徴を規定すると、話者個人の特徴が見えにくくなり異文化理解に影響が及ぶ。また後者のように、母語話者と自身の言語とを比較することは学習のモチベーションの低下に繋がる。日本語の丁寧形と普通形は使い分けが複雑である上、対人関係に及ぼす影響が大きいために、このような問題を浮き彫りにすることが示唆された。さらに、丁寧形と普通形の使い分けの機構をさらに明らかにするため、従属節の述部がどちらの形式になるのかに着目し、それがどのように決まるのかを検討した。その結果、形式を決める要因には、文法的な構文上の制約のみならず、相手にどのように伝達したいかという待遇性も関わっていることから、文法的要因と待遇的要因という二つの側面の要因があるということが分かった。
英文摘要
本年度は、8月までイタリアのヴェネツィア・カフォスカリ大学にて日本語学習者を対象とした研究活動を実施した他、丁寧形と普通形の使い分けの機構をさらに明らかにするための調査および検討を行った。まずヴェネツィア・カフォスカリ大学において、学習者が丁寧形と普通形の機能をどのように認識しているのかを聞き取る調査を行った。その結果、普通形の機能としては、意味を強めたり、身近さや主観性を演出したりするという意見が見られ、丁寧形の機能としては、感謝、申し訳なさ、優しさ、厳しさ、可笑しさを演出するという意見が見られた。これらから、学習者が敬意や丁寧さという概念に留まらず、丁寧形と普通形の機能を柔軟に捉えていることが分かった。またその調査の際、感謝や申し訳なさを積極的に表すという丁寧形の機能を「日本人らしい」とする意見や、母語話者と比べて自らが丁寧形と普通形を十分に使えないことを嘆く発言が見られたため、これらから考えられる問題についても検討した。前者のように言語的特徴からその話者集団の特徴を規定すると、話者個人の特徴が見えにくくなり異文化理解に影響が及ぶ。また後者のように、母語話者と自身の言語とを比較することは学習のモチベーションの低下に繋がる。日本語の丁寧形と普通形は使い分けが複雑である上、対人関係に及ぼす影響が大きいために、このような問題を浮き彫りにすることが示唆された。さらに、丁寧形と普通形の使い分けの機構をさらに明らかにするため、従属節の述部がどちらの形式になるのかに着目し、それがどのように決まるのかを検討した。その結果、形式を決める要因には、文法的な構文上の制約のみならず、相手にどのように伝達したいかという待遇性も関わっていることから、文法的要因と待遇的要因という二つの側面の要因があるということが分かった。
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会议论文
The Function of the Polite and Plain Forms in Contemporary Japanese from the Perspective of Learners: through Discussion about Mixture of These Forms
从学习者的角度看当代日语礼貌和平实形式的功能:通过这些形式的混合讨论
DOI: --
发表时间: 2022
期刊:
影响因子: --
作者: [Yoko Ikoma, Daichi Sasaki*, Ko Matsui, 鏡耀子, Yoko Kagami, Yoko Kagami]
通讯作者: Yoko Kagami
DOI: --
发表时间: 2023
期刊:
影响因子: --
作者: [Yoko Ikoma, Daichi Sasaki*, Ko Matsui, 鏡耀子, Yoko Kagami]
通讯作者: Yoko Kagami
従属節述部における丁寧形と普通形の現れ方
礼貌和普通形式如何出现在从句谓语中
DOI: --
发表时间: 2023
期刊: 国語学研究
影响因子: --
作者: [Yoko Ikoma, Daichi Sasaki*, Ko Matsui, 鏡耀子]
通讯作者: 鏡耀子
The Naraku into Which Language Learners Fall: The Case of Japanese Language Learners at an Italian University
语言学习者陷入的奈落:意大利大学日语学习者的案例
DOI: --
发表时间: 2022
期刊:
影响因子: --
作者: [Yoko Ikoma, Daichi Sasaki*, Ko Matsui, 鏡耀子, Yoko Kagami, Yoko Kagami, Yoko Kagami]
通讯作者: Yoko Kagami