血管免疫芽球性T細胞性リンパ腫の治療抵抗性の解明
血管免疫芽球性T細胞性リンパ腫の治療抵抗性の解明
批准号:
22KJ0354
负责人:
石塚 幹太郎
金额:
$1.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2023-03-08 至 2024-03-31
中文摘要
前年度において、遺伝子編集後に1細胞ソーティングしたマウス造血幹細胞を長期的に培養し骨髄破壊的前処置を施したマウスへ移植実験を行ったが、生着が得られるマウスの割合が低く培養条件のさらなる検討が必要であると考えられた。そこでまず今年度においては複数のマウス造血幹細胞の表面マーカーを用いてヘテロなマウス造血幹細胞分画からより幹細胞性の高い細胞をセレクションすることを試みた。ソーティングを行う際に使用する表面マーカーとして、これまで用いていたc-Kit陽性、CD150陽性、CD201陽性分画にCD48陰性および近年造血幹細胞のnegative markerであると報告されたCD244陰性分画を加えることによって、長期培養によってもこれらのマーカーが保持された幹細胞性の高い細胞がより高率に維持された。新規のマーカーが有効であることをまずバルクソーティング後に培養した細胞を移植することで高いキメリズムが得られることを確認し、後に1細胞ソーティング後に培養したクローンを移植することでも確認する予定である。また、これら新規マーカーを加えても1細胞ソーティング後の細胞は長期培養を行うとアポトーシスを起こす細胞、巨核球系へ分化する細胞、時間経過とともに分化が進む細胞が多く、より効率的な実験系の確立のためにはさらなる条件検討も望ましいと考える。一方で前年度に移植を行い長期的なキメリズムの確認を行っているマウスでは、移植時の造血幹細胞マーカー陽性率とキメリズムに高度な相関が見られ、また半年以上ドナーキメリズムの上昇を認めており、遺伝子編集細胞のクローン造血モデルとして一定の評価ができると考えている。
英文摘要
前年度において、遺伝子編集後に1細胞ソーティングしたマウス造血幹細胞を長期的に培養し骨髄破壊的前処置を施したマウスへ移植実験を行ったが、生着が得られるマウスの割合が低く培養条件のさらなる検討が必要であると考えられた。そこでまず今年度においては複数のマウス造血幹細胞の表面マーカーを用いてヘテロなマウス造血幹細胞分画からより幹細胞性の高い細胞をセレクションすることを試みた。ソーティングを行う際に使用する表面マーカーとして、これまで用いていたc-Kit陽性、CD150陽性、CD201陽性分画にCD48陰性および近年造血幹細胞のnegative markerであると報告されたCD244陰性分画を加えることによって、長期培養によってもこれらのマーカーが保持された幹細胞性の高い細胞がより高率に維持された。新規のマーカーが有効であることをまずバルクソーティング後に培養した細胞を移植することで高いキメリズムが得られることを確認し、後に1細胞ソーティング後に培養したクローンを移植することでも確認する予定である。また、これら新規マーカーを加えても1細胞ソーティング後の細胞は長期培養を行うとアポトーシスを起こす細胞、巨核球系へ分化する細胞、時間経過とともに分化が進む細胞が多く、より効率的な実験系の確立のためにはさらなる条件検討も望ましいと考える。一方で前年度に移植を行い長期的なキメリズムの確認を行っているマウスでは、移植時の造血幹細胞マーカー陽性率とキメリズムに高度な相関が見られ、また半年以上ドナーキメリズムの上昇を認めており、遺伝子編集細胞のクローン造血モデルとして一定の評価ができると考えている。
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