The ecological shift by acquiring nuchal glands' toxin in Rhabdophis tigrinus and its adaptation significance on Sado Island
The ecological shift by acquiring nuchal glands' toxin in Rhabdophis tigrinus and its adaptation significance on Sado Island
批准号:
22KJ0402
负责人:
澤田 聖人
金额:
$1.09万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2023-03-08 至 2024-03-31
中文摘要
本年度は、ヤマカガシの活動期である春と秋にそれぞれ1.5カ月間ずつ佐渡島に滞在し、データ収集を行った。それ以外の時期は、学会発表や論文執筆を行った。昨年度データを用いて、外来ヒキガエルと在来ヤマカガシの潜在的分布域を種分布モデル(Maxent)により推定した。外来ヒキガエルは侵入地点を中心に現在は島南西部のみに分布しており、分布拡大中であることがわかった。また、本外来種の繁殖活動は3月を中心に行われ、森林に囲われた池を繁殖場として利用していることも明らかになった。一方、在来ヤマカガシは島全域に分布しており、特に低標高の水田地帯での分布確率が高かった。上記の外来ヒキガエルの分布と繁殖特性の結果はそれぞれ原著論文として国際誌に受理された。ヤマカガシの分布の結果は国内学会でポスター発表した。在来ヤマカガシが外来ヒキガエルを毒源として頸腺毒を獲得しているのかについて、化学分析(LC/MS分析)を用いて検証した。その結果、外来ヒキガエル侵入地域に分布するヤマカガシのみから頸腺毒が検出された。さらに、検出された頸腺毒には、外来ヒキガエル種であるアズマヒキガエル由来の毒素が含まれていたことから、上記の仮説を強く支持する結果が得られた。また、ヒキガエル侵入地域と未侵入地域でヤマカガシの対捕食者行動が変化しているのかについても検証した。その結果、前者の地域では頸腺毒に依存した行動が多かった一方、後者の地域では逃避行動が多くなっていることがわかった。上記結果は国際学会と国内学会でそれぞれ1度ずつポスター発表し、国内学会では最優秀賞を受賞した。ヒキガエル侵入地域と未侵入地域におけるヤマカガシの基本生態情報(体サイズ、食性、雌雄比)のデータ収集をした。それら結果をヤマカガシと生態的ニッチが類似するシマヘビと比較したところ、ヒキガエルの侵入を要因としたヤマカガシの生態変化は観察されなかった。
英文摘要
本年度は、ヤマカガシの活動期である春と秋にそれぞれ1.5カ月間ずつ佐渡島に滞在し、データ収集を行った。それ以外の時期は、学会発表や論文執筆を行った。昨年度データを用いて、外来ヒキガエルと在来ヤマカガシの潜在的分布域を種分布モデル(Maxent)により推定した。外来ヒキガエルは侵入地点を中心に現在は島南西部のみに分布しており、分布拡大中であることがわかった。また、本外来種の繁殖活動は3月を中心に行われ、森林に囲われた池を繁殖場として利用していることも明らかになった。一方、在来ヤマカガシは島全域に分布しており、特に低標高の水田地帯での分布確率が高かった。上記の外来ヒキガエルの分布と繁殖特性の結果はそれぞれ原著論文として国際誌に受理された。ヤマカガシの分布の結果は国内学会でポスター発表した。在来ヤマカガシが外来ヒキガエルを毒源として頸腺毒を獲得しているのかについて、化学分析(LC/MS分析)を用いて検証した。その結果、外来ヒキガエル侵入地域に分布するヤマカガシのみから頸腺毒が検出された。さらに、検出された頸腺毒には、外来ヒキガエル種であるアズマヒキガエル由来の毒素が含まれていたことから、上記の仮説を強く支持する結果が得られた。また、ヒキガエル侵入地域と未侵入地域でヤマカガシの対捕食者行動が変化しているのかについても検証した。その結果、前者の地域では頸腺毒に依存した行動が多かった一方、後者の地域では逃避行動が多くなっていることがわかった。上記結果は国際学会と国内学会でそれぞれ1度ずつポスター発表し、国内学会では最優秀賞を受賞した。ヒキガエル侵入地域と未侵入地域におけるヤマカガシの基本生態情報(体サイズ、食性、雌雄比)のデータ収集をした。それら結果をヤマカガシと生態的ニッチが類似するシマヘビと比較したところ、ヒキガエルの侵入を要因としたヤマカガシの生態変化は観察されなかった。
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Current and future predicted distributions of invasive toads (Anura: Bufonidae) and bullfrogs (Anura: Ranidae) on Sado Island
佐渡岛入侵蟾蜍(无蜮:蟾蜍科)和牛蛙(无蜮:蛙科)当前和未来预测分布
DOI:
10.1016/j.japb.2022.03.007
发表时间:
2022
期刊:
Journal of Asia-Pacific Biodiversity
影响因子:
0.8
作者:
[Sawada Kiyoto, Aihara Takaki, Kamijo Takashi]
通讯作者:
Kamijo Takashi
毒源ヒキガエル侵入による在来ヤマカガシの頸腺毒獲得と対捕食者行動の変化
本地山甲鱼颈腺毒素的获得以及毒蟾蜍入侵导致的抗捕食行为的变化
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[澤田聖人, 井上貴斗, 森直樹, 森哲, 上條隆志]
通讯作者:
上條隆志
佐渡島におけるヘビ類の分布様式
佐渡岛蛇的分布格局
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[澤田聖人, 渡部侑果, 小林幸平, 阿部晴恵, 上條隆志]
通讯作者:
上條隆志
MaxEnt モデルを用いた佐渡島における外来カエル類の分布予測 -QGISを活用した環境データ作成-
使用MaxEnt模型预测佐渡岛上的外来青蛙的分布 -使用QGIS创建环境数据-
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Suguru Komatsuzaki, Seiichi Furukawa, 澤田聖人]
通讯作者:
澤田聖人
Toxin acquisition and a change of antipredator behavior in Rhabdophis tigrinus (Serpentes: Colubridae) in relation to the invasion of a toxin source toad
虎纹蛇(蛇类:游蛇科)的毒素获取和抗捕食行为的变化与毒素源蟾蜍的入侵有关
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Sawada Kiyoto, Inoue Takato, Mori Naoki, Mori Akira, Kamijo Takashi]
通讯作者:
Kamijo Takashi
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