動物モデル観察と数値解析による大動脈壁ラメラ層破断の力学機構解明
動物モデル観察と数値解析による大動脈壁ラメラ層破断の力学機構解明
批准号:
22K19939
负责人:
伊井 仁志
金额:
$3.99万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-06-30 至 2025-03-31
中文摘要
ラメラ層破断の計算力学モデルの構築に向け,エラスチンラメラ層とラメラ間線維を陽に考慮した連続体力学モデルを改良し,先行研究で示されている血管壁の内圧試験結果を再現する正常血管の計算力学モデルの構築を行った.具体的には,エラスチンシートを膜モデル,ラメラ間の密なエラスチン線維群と平滑筋細胞およびコラーゲン線維群による力学挙動を配向を考慮した異方性超弾性体として扱い,エラスチンが線維状となったStrutをラメラ間を架橋する陽的な弾性要素として区別してモデル化した.これにより,血管壁内で主要な力学要素を個別に取り扱うことができ,個々の力学性状の違いを反映した解析が可能となった.先行研究の内圧・血管半径の試験データについて,シミュレーション結果が一致するよう,各種個別要素のモデルパラメータを同定することで,再現度が高い血管力学モデルの構築を達成できた.さらに,モデルパラメータ変更による個々要素の脆弱化を仮定し解析したところ,エラスチンシートの剛性低下が壁内の応力分布の上昇に最も影響することが分かった.これは,血管壁内の弾性線維脆弱化では,エラスチンシートの弾性が低下するような構造変化が生じる可能性を示唆している.また,ラメラ層内の流動解析を行うための粒子ベース手法の数値流体計算手法に関する基礎検討を行った.弾性線維など血管内壁の複雑な構造を考慮可能な解析メッシュを必要としない移動最小二乗法による計算手法を提案した.単純流れモデルに対する検討で従来手法に匹敵する計算精度が得られることを確認した.動物モデル実験の予備検討より,実験条件の選定を行った.この条件のもと病的モデルの取得を開始し,day0,3,7,14における数十例のサンプル取得を終えた.また,二光子顕微鏡のサンプル画像に対し,画像処理手法の検討と画像処理ソフトウェアによる構造抽出の習得を行った.
英文摘要
ラメラ層破断の計算力学モデルの構築に向け,エラスチンラメラ層とラメラ間線維を陽に考慮した連続体力学モデルを改良し,先行研究で示されている血管壁の内圧試験結果を再現する正常血管の計算力学モデルの構築を行った.具体的には,エラスチンシートを膜モデル,ラメラ間の密なエラスチン線維群と平滑筋細胞およびコラーゲン線維群による力学挙動を配向を考慮した異方性超弾性体として扱い,エラスチンが線維状となったStrutをラメラ間を架橋する陽的な弾性要素として区別してモデル化した.これにより,血管壁内で主要な力学要素を個別に取り扱うことができ,個々の力学性状の違いを反映した解析が可能となった.先行研究の内圧・血管半径の試験データについて,シミュレーション結果が一致するよう,各種個別要素のモデルパラメータを同定することで,再現度が高い血管力学モデルの構築を達成できた.さらに,モデルパラメータ変更による個々要素の脆弱化を仮定し解析したところ,エラスチンシートの剛性低下が壁内の応力分布の上昇に最も影響することが分かった.これは,血管壁内の弾性線維脆弱化では,エラスチンシートの弾性が低下するような構造変化が生じる可能性を示唆している.また,ラメラ層内の流動解析を行うための粒子ベース手法の数値流体計算手法に関する基礎検討を行った.弾性線維など血管内壁の複雑な構造を考慮可能な解析メッシュを必要としない移動最小二乗法による計算手法を提案した.単純流れモデルに対する検討で従来手法に匹敵する計算精度が得られることを確認した.動物モデル実験の予備検討より,実験条件の選定を行った.この条件のもと病的モデルの取得を開始し,day0,3,7,14における数十例のサンプル取得を終えた.また,二光子顕微鏡のサンプル画像に対し,画像処理手法の検討と画像処理ソフトウェアによる構造抽出の習得を行った.
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会议论文
A particle-based method using the mesh-constrained discrete point approach for two-dimensional Stokes flows
使用网格约束离散点方法处理二维斯托克斯流的基于粒子的方法
DOI:
10.1299/mej.22-00204
发表时间:
2022
期刊:
Mechanical Engineering Journal
影响因子:
0.5
作者:
[MATSUDA Takeharu, TSUKUI Kohsuke, II Satoshi]
通讯作者:
II Satoshi
メッシュ制約型離散点法を用いた二次元移動境界流れの数値解法
网格约束离散点法二维移动边界流数值求解
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[MATSUDA Takeharu, TSUKUI Kohsuke, II Satoshi, 松田孟大,伊井仁志]
通讯作者:
松田孟大,伊井仁志
Development of a Numerical Scheme in Computational Fluid Dynamics Based on a Mesh-Constrained Discrete Points Formulation
基于网格约束离散点公式的计算流体动力学数值方案的开发
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Takeharu Matsuda, Kohsuke Tsukui, Satoshi Ii]
通讯作者:
Satoshi Ii
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