雷の音によるシイタケ子実体形成促進のメカニズム解明
雷の音によるシイタケ子実体形成促進のメカニズム解明
批准号:
22K19229
负责人:
平栗 健史
金额:
$4.08万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-06-30 至 2025-03-31
中文摘要
先行研究において、シイタケ子実体発生促進の要因は、雷撃の電界による影響は低いことが推測された。そこで、雷撃の音が影響していると仮説を立てた。R4年度の研究の実施計画では、子実体形成促進効果が得られる音圧下限閾値を発見することであるため計画に沿って実験を行った。実験方法は、雷撃時に発生する音をスピーカで再現し、音圧レベルの異なる音を榾木へ印加して、子実体発生への影響を検証した。具体的には、雷撃実験で榾木に加わっている音をマイクで収録し、スピーカとアンプを使って音圧を調整して発生するシステムを構築した。スピーカからは、115[dB]、110[dB]、100[dB]、90[dB]となる位置に榾木を設置し、1 週間だけ雷音を印加した。これとは別に、無印加の榾木も設置し、従来の栽培方法と比較した。実験結果より、無印加に対して115dBを印加した榾木が最も子実体が発生し、2~ 2.5 倍の収穫本数を得た。その一方、音圧レベルによる子実体数の顕著な差は認められなかったものの、90dB以下では発生量が少なくなることから、子実態への十分な音圧刺激としては、90dBよりも大きいことが望ましいことが明らかになった。この結果を元に、雷撃音を周波数ごとに区切った際の発生状況を確認した。音圧は、発生促進効果が最も得られる、115dBに設定した。周波数は、0.1-0.5kHz、0.5-1.0kHz,以降5.0kHz まで0.5kHz ステップで変化させた周波数帯の音源を作成し、各周波数帯で印加を行った。収穫本数は、1.0~1.5kHzで最大の収穫量が得られ、それ以外の周波数帯では、最大収穫量の半数以下となった。これらの結果から、雷撃音に含まれる特定の周波数が発生促進の要因であることを推測できた。次年度は、周波数の要因に関する再現性を検証する。
英文摘要
先行研究において、シイタケ子実体発生促進の要因は、雷撃の電界による影響は低いことが推測された。そこで、雷撃の音が影響していると仮説を立てた。R4年度の研究の実施計画では、子実体形成促進効果が得られる音圧下限閾値を発見することであるため計画に沿って実験を行った。実験方法は、雷撃時に発生する音をスピーカで再現し、音圧レベルの異なる音を榾木へ印加して、子実体発生への影響を検証した。具体的には、雷撃実験で榾木に加わっている音をマイクで収録し、スピーカとアンプを使って音圧を調整して発生するシステムを構築した。スピーカからは、115[dB]、110[dB]、100[dB]、90[dB]となる位置に榾木を設置し、1 週間だけ雷音を印加した。これとは別に、無印加の榾木も設置し、従来の栽培方法と比較した。実験結果より、無印加に対して115dBを印加した榾木が最も子実体が発生し、2~ 2.5 倍の収穫本数を得た。その一方、音圧レベルによる子実体数の顕著な差は認められなかったものの、90dB以下では発生量が少なくなることから、子実態への十分な音圧刺激としては、90dBよりも大きいことが望ましいことが明らかになった。この結果を元に、雷撃音を周波数ごとに区切った際の発生状況を確認した。音圧は、発生促進効果が最も得られる、115dBに設定した。周波数は、0.1-0.5kHz、0.5-1.0kHz,以降5.0kHz まで0.5kHz ステップで変化させた周波数帯の音源を作成し、各周波数帯で印加を行った。収穫本数は、1.0~1.5kHzで最大の収穫量が得られ、それ以外の周波数帯では、最大収穫量の半数以下となった。これらの結果から、雷撃音に含まれる特定の周波数が発生促進の要因であることを推測できた。次年度は、周波数の要因に関する再現性を検証する。
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