サスティナブルな海洋資源を用いた抗菌性バイオプラスチックの創製
サスティナブルな海洋資源を用いた抗菌性バイオプラスチックの創製
批准号:
22K12451
负责人:
山田 真路
金额:
$2.66万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
海から多くの資源を得る日本にとって、海洋を漂うマイクロプラスチックは深刻な問題である。マイクロプラスチックの発生要因は様々あるが、石油由来のプラスチックが自然界で分解されないことが1つであると考えられている。この問題を解決する方策として、生物由来の資源を用いたバイオプラスチックがある。そのバイオプラスチックの代表として生分解性を有するポリ乳酸がある。ポリ乳酸は植物由来デンプンの発酵によって得られた乳酸を重合することで得られ、工業生産が行われている唯一のバイオプラスチックである。しかし、ポリ乳酸は植物の栽培やデンプンの発酵、乳酸の重合等で多くのエネルギーを消費する上、植物を栽培する広大な土地も必要とする。そこで、サスティナブルな生物サイクルから得られ、重合プロセスを必要としない生体高分子を用いたバイオプラスチックが注目されている。本研究課題では魚類の白子に含まれる核タンパクの一種・プロタミンに注目した。プロタミンはアミノ酸の2/3以上がアルギニンであり、強塩基性タンパク質である。そのため、抗菌性を示すことが知られている。そこで、本研究課題では抗菌性を有したプロタミンプラスチック(P-プラスチック)の創製を試みた。初年度は当初の計画通り、P-プラスチックの創製および力学的な特性評価を行った。プロタミンには市販のプロタミン硫酸塩と脱塩したプロタミンの2種類を用いた。初めにP-プラスチックの創製として架橋剤の検討を行った。特に、初年次は架橋剤としてホルムアルデヒド(HCHO)を中心に検討した。作製したP-プラスチックの水安定性は、プラスチックを水に浸漬しその形状変化を見ることで評価した。また、P-プラスチックの構造は赤外吸収スペクトルにより解析した。力学的な物性は万能試験機により評価し、市販の高分子素材と比較することで、P-プラスチックの有用性を検討した。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
海外基金