メキシコ先住民村落部における災害脆弱性の解明:民俗知を活かす地域防災モデルの構築
メキシコ先住民村落部における災害脆弱性の解明:民俗知を活かす地域防災モデルの構築
批准号:
22K12547
负责人:
小林 貴徳
金额:
$0.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
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英文摘要
本研究の目的は、現代メキシコの先住民コミュニティに継承されてきた被災の記憶や災害に関する伝承の実証的分析をつうじ、社会に役立つ知識や知恵を供する資源(知的資源)として再評価し、多文化・多民族国家の成員たる先住民の社会参加に新たな展望を示すことである。令和4年度には、被災後の生活再建の遅れの背景を探るため、ゲレロ山岳部の先住民族トラパネカの村落にて調査を実施した。研究実施一年目の計画に沿って、〔A〕被災の記憶のアーカイブ化と〔B〕集合的記憶の物語化という二つの柱のうち、〔A-1〕災害発生前後に関する証言のテキスト分析、〔B-1〕自然現象をモティーフとする説話の蒐集を進めた。地域住民に対する聞き取り調査をとおし、2013年に発生した大規模土砂災害の経験、その後の生活再建のプロセスで直面した問題について複数の証言が得られた。そうした断片的な記憶をつなぎ合わせる作業によって、災害に対する脆弱性はコミュニティ内部で複雑に絡み合う利害関係に起因しているとの仮説が追認された。これは、地域社会に張り巡らされた緊張関係が、被災という危機的状況において表面化しうる実例として重要な成果である。また、調査地域における公教育には防災学習の機会が欠如しており、それが災害発生時の公助依存を強めるとともに、自助の意識啓発や共助の仕組みづくりを阻害する要因となっていることが明らかとなった。そこで、持続的な生活防災を地域社会に創出・定着させることを意図して、初等中等教育機関と連携した取り組みに着手した。役場の市民防災課や学校教員とともに、若年層を対象とする防災ワークショップを企画し、具体的な実施方法について協議を重ねた。次年度以降の開催を想定したこのワークショップは、過去の災害に関する説話の絵巻物や防災啓発ポスターの制作など、生活に密着し、かつ地域住民の主体参加を促す活動で構成される予定である。
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会议论文
復興アダプティブ・ガバナンスの実相
恢复适应性治理的现实
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[大矢根 淳, 近江 吉明, 福島 義和, 佐藤 慶一, 小林 貴徳, 所澤 新一郎, 李 東勲, CARMEN GRAU VILA, 飯 考行, MENS Virginie]
通讯作者:
MENS Virginie