小児思春期の過敏性腸症候群における低FODMAP食とグルテン不耐症に関する研究
小児思春期の過敏性腸症候群における低FODMAP食とグルテン不耐症に関する研究
批准号:
22K11852
负责人:
杉山 佳子
金额:
$2.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2026-03-31
中文摘要
令和4年度は、反復性腹痛と便通異常(便秘・下痢)を主訴とする小児・思春期の患者およそ100例を対象として、器質的疾患(炎症性腸疾患、好酸球性胃腸炎など)の鑑別のため内視鏡検査を行った。このうちRome IV分類に基づきおよそ30例を過敏性腸症候群(IBS)と診断した。ほぼ全例に低FODMAP食を提案し、このうち若干名が小麦の制限で症状の著明な改善を認めた。小麦除去で症状が改善する症例では、I型アレルギーとしての小麦アレルギーあるいは好酸球性胃腸炎が否定されていることから、どのような機序で小麦が症状の発現に関与していたのか、今後さらに症例を増やして検討する必要があると考えられた。一方、我々の先行研究において、炎症性腸疾患あるいは好酸球性胃腸炎と診断した患者の中にも、小麦除去で腹痛や便通異常の改善する症例が若干名いることが明らかになった。このためまずは炎症性腸疾患を有する症例において、セリアック病のスクリーニング検査である血清抗組織トランスグルタミナーゼIgA抗体(tTG-IgA)を測定したところ、31例中1例がtTG-IgA抗体が陽性であり、小麦除去で症状の改善が確認された。当該症例では、好酸球性胃腸炎や抗原特異的IgEが陰性であることから、日本ではきわめて希な疾患と考えられてきたセリアック病が潜在している可能性が示唆された。以上の結果から、小児・思春期の過敏性腸症候群において、小麦除去が有効な症例の臨床的特徴を明らかにし、新たなバイオマーカーの検討ならびに治療につながる病態の解明を推進することに大きな意義があると考えられた。
英文摘要
令和4年度は、反復性腹痛と便通異常(便秘・下痢)を主訴とする小児・思春期の患者およそ100例を対象として、器質的疾患(炎症性腸疾患、好酸球性胃腸炎など)の鑑別のため内視鏡検査を行った。このうちRome IV分類に基づきおよそ30例を過敏性腸症候群(IBS)と診断した。ほぼ全例に低FODMAP食を提案し、このうち若干名が小麦の制限で症状の著明な改善を認めた。小麦除去で症状が改善する症例では、I型アレルギーとしての小麦アレルギーあるいは好酸球性胃腸炎が否定されていることから、どのような機序で小麦が症状の発現に関与していたのか、今後さらに症例を増やして検討する必要があると考えられた。一方、我々の先行研究において、炎症性腸疾患あるいは好酸球性胃腸炎と診断した患者の中にも、小麦除去で腹痛や便通異常の改善する症例が若干名いることが明らかになった。このためまずは炎症性腸疾患を有する症例において、セリアック病のスクリーニング検査である血清抗組織トランスグルタミナーゼIgA抗体(tTG-IgA)を測定したところ、31例中1例がtTG-IgA抗体が陽性であり、小麦除去で症状の改善が確認された。当該症例では、好酸球性胃腸炎や抗原特異的IgEが陰性であることから、日本ではきわめて希な疾患と考えられてきたセリアック病が潜在している可能性が示唆された。以上の結果から、小児・思春期の過敏性腸症候群において、小麦除去が有効な症例の臨床的特徴を明らかにし、新たなバイオマーカーの検討ならびに治療につながる病態の解明を推進することに大きな意義があると考えられた。
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Rome IVに基づいた小児の機能性消化管疾患の診断
基于罗马IV的儿童功能性胃肠病诊断
DOI:
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发表时间:
2023
期刊:
小児内科
影响因子:
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作者:
[Kurasawa S, Sado T, Kato S, Iwaya M, Nakayama Y., 中山佳子]
通讯作者:
中山佳子
機能性消化管疾患とは
什么是功能性胃肠病?
DOI:
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发表时间:
2022
期刊:
小児科診療
影响因子:
--
作者:
[Y Yamada, JW Kemnitz, R Weindruch, RM Anderson, DA Schoeller, RJ Colman, 中山佳子]
通讯作者:
中山佳子
血清抗組織トランスグルタミナーゼIgA抗体を用いた日本人小児の炎症性腸疾患におけるセリアック病の合併に関する検討
使用血清抗组织转谷氨酰胺酶 IgA 抗体调查日本儿童炎症性肠病中乳糜泻的并发症
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Y Yamada, JW Kemnitz, R Weindruch, RM Anderson, DA Schoeller, RJ Colman, 中山佳子, 井上 真実,畑山 翔,福渡 努, 井内勝哉, 倉沢伸吾]
通讯作者:
倉沢伸吾
DOI:
10.1111/ped.15485
发表时间:
2023-01-01
期刊:
PEDIATRICS INTERNATIONAL
影响因子:
1.4
作者:
[Kurasawa,Shingo, Sado,Tomomitsu, Nakayama,Yoshiko]
通讯作者:
Nakayama,Yoshiko
Changes in Stock Ownership Structure and Japanese Management: Empirical study related to long-term employment human resources
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批准号:23K12499
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$2.91万
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财政年份:2023
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负责人:杉山 佳子
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依托单位:
Efficacy of low FODMAP diet and evaluation of intraintestinal enviroment in pediatric IBS
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批准号:18K10989
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.83万
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财政年份:2018
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负责人:杉山 佳子
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依托单位: