直接撮像観測による巨大ガス惑星の形成・進化過程の研究

通过直接成像观测研究气态巨行星的形成和演化过程

• 批准号: 13J08826
• 负责人: 葛原 昌幸
• 金额: $ 2.53万
• 依托单位: Tokyo Institute of Technology
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2013
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2013-04-01 至 2016-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-13J08826/
• 关键词: 太陽系外惑星; 巨大惑星; 惑星の形成; 惑星の進化; 直接撮像観測; 視線速度観測; 連星; 赤外線天文学; 惑星の軌道進化; 惑星形成; 太陽系外感星

本研究では巨大ガス惑星の形成や進化の理解に向けて、1.「直接撮像法を用いた巨大惑星の研究」や、その発展的課題として、2.「赤外視線速度法を用いた若い恒星を公転する内側惑星の探査」に向けた研究を進めてきた。それらの課題に対して、2015年度に得た研究実積の概要は以下になる。1.に対して、2015年度もすばる望遠鏡を用いた直接撮像観測を進めた。本研究で検出していた惑星候補の中で、その確認を完了していないものが残っていたが、2015年の観測を完了することで、その確認のための観測をおおむね完了できた。その結果、Kuzuhara et al. 2013で報告したGJ 504b以外は、惑星の可能性のある天体は検出されなかった。また、これらの観測結果を分析し、その成果をまとめることを進めた。さらに、観測ターゲットの一つであった恒星V450 ANDを公転する低質量の伴星の直接撮像の研究を、共同研究者と協力して行なった。V450 ANDに対しては公開済みの視線速度のデータがある(例: Fischer et al. 2014)。その公開済み視線速度データと、本研究で得た直接撮像の観測結果を組み合わせることで、V450 ANDやその伴星の軌道や質量などの特徴の詳細な分析を進めた。2.においては、国立天文台の共同研究者らと協力してデータ解析ソフトの開発を進め、その開発において一定の進捗を得た。具体的には、生データを処理し、ノイズを取り除き、恒星のスペクトルを抽出するソフトを作成した。またそのソフトを、作成した模擬データに適用し、その動作を確認した。国立天文台で進められている赤外視線速度観測に必要な装置の開発が遅れており、本研究課題で予定していた観測を実際に進めることはできなかったが、本研究課題の成果は実際の観測研究を今後進めるための基礎になると期待できる。

This study is aimed at understanding the formation and evolution of giant stars. 1. "Research on the Application of Direct Imaging Method to Giant Confusing Stars" 2. "The application of red line velocity method in the investigation of inner stars" A summary of the research results obtained in 2015 is as follows: 1. In 2015, the telescope was used for direct imaging. This study was conducted to identify candidates for the 2015 test. Results Kuzuhara et al. 2013 report GJ 504b. The results of the survey were analyzed. The study of direct imaging of low-mass companion stars and the collaboration of co-researchers V450 AND is the opposite of the open line of sight velocity (e.g. Fischer et al. 2014). A detailed analysis of the characteristics of the orbit and mass of the V450 AND its companion stars was carried out. 2. The joint researchers of the National Astronomical Observatory worked together to analyze the progress of the development of the system. The specific reason for this is that the star is extracted from the earth. To make sure that the action is correct. The development of the necessary equipment for the measurement of visual velocity at the National Astronomical Observatory is expected to be carried out in the future. The results of this research are expected to be the basis for future research.

项目成果

IRDによる若い恒星を公転する系外巨大惑星の探査

使用 IRD 探索围绕年轻恒星运行的太阳系外巨行星

• 发表时间: 2015
• 作者: Kuzuhara;Masayuki; Tamura;Motohide; Helminiak;Kris; Mede;Kyle; Brandt;Timothy; Janson;Markus; Kandori;Ryo; Kudo;Tomoyuki; Kusakabe;Nobuhiko; Hashimoto;Jun;葛原 昌幸
• 通讯作者: 葛原 昌幸

近赤外高分散分光装置IRDで達成できる視線速度精度

使用近红外高色散光谱仪 IRD 可实现径向速度精度

• 发表时间: 2014
• 作者: 平野照幸;佐藤文衛;他
• 通讯作者: 他

SEEDSによる直接撮像観測から発見された太陽近傍の恒星を周回する系外惑星と褐色矮星

SEEDS 通过直接成像观测发现围绕太阳附近恒星运行的系外行星和褐矮星

• 发表时间: 2016
• 期刊: 日本天文学会月刊誌 天文月報
• 作者: 葛原 昌幸; 工藤 智幸

活動性や自転周期を指標として推定された年齢をもつ太陽近傍恒星に対するSEEDSによる直接撮像惑星探査

使用 SEEDS 对太阳附近的恒星进行直接成像行星探索，这些恒星的年龄使用活动和自转周期作为指标来估计

• 发表时间: 2015
• 作者: 葛原 昌幸; Helminiak;Kris; 神鳥 亮; 日下部 展彦; Mede;Kyle; 田村 元秀; Brandt;Timothy; 末永 拓也; および SEEDS/HiCIAO/AO188 チーム
• 通讯作者: Timothy; 末永 拓也; および SEEDS/HiCIAO/AO188 チーム

※このweb pageは本研究成果の広報のために, 申請者がすばる望遠鏡の広報担当者らと協力して作成したものです(主に, すばる望遠鏡の広報の方が担当されましたが, 申請者も作成に協力しています)

*本网页是申请人与斯巴鲁望远镜公关人员合作创建的，目的是宣传这项研究成果（也参与了创建）。